■ 「 KAMAKA 蘇生プロジェクト 」 Report 16 ( 接着完了 & チェック )
接着作業がすべて終わって、元の姿に戻った 40 年前のカマカ・パイナップル 全体の様子を確認します。
バック板接着作業の結果
1 弦サイドに 0.3 mm ほどの " ズレ ” があったので、ここはやむなくサンディングしました。
4 弦側にズレがないので、 Mr. Takajo の言うとおり、板の歪みや膨らみがあったのでしょう。
「 一発で 100 % ピタリ 」 とはいきませんでした・・・
全体の幅から見れば、わずか 0.18 % 、 1,000 分の 1.8 のズレとはいえ、 0 % が当たり前なのでチョッと悔やまれます・・・
サンディングが終わった全体の様子です。
といっても、サンディングの場所はわからないと思います。
トップ板で 1.3 mm 、バック板で 1.8 mm の厚さしかないコア材
ノックすると実に良い響きが聴こえます。
では、いよいよ・・・・次は・・・・
ストリングを張りましょうか・・・・
これも緊張する・・・・
使うストリングはこれ
ghs のブラックナイロン
フロロカーボンなど張りの強いストリングだと、またボディを破壊しかねないので、テンションが緩めのナイロン製ストリングを選択しました。
(そもそも、長い年月をを経たウクレレに張りの強いストリングはご法度)
続く・・・・