■ 「 KAMAKA 蘇生プロジェクト 」 Report 20 最終回 ( 大団円 新たな命 & お披露目演奏付き )
とうとう・・・ いや・・・やっと・・・
晴れて退院となるカマカ・・・・
8 月 17 日に我が家に来たカマカ・パイナップル
1 ヶ月と少々のあいだ 「 この瀕死のウクレレを蘇らせたい 」 という気持ちだけが私の支えでした。
我が家に来た時の状態
そして、 9 月 19 日、無事にオーナーである Mr. Yoshii の手にお返しすることができました。
きっと、この蘇ったウクレレはこれから再びすてきな音色を響かせながら、長く新しい歴史を刻んでいくことでしょう。
うれしい・・・
( 無事にお返しできたのに、何で寂しい気持ちが湧いてくるんじゃ? 何で手持無沙汰になったんじゃ?・・・笑 )
では、ここで、せっかくの機会ですから、この Report をご覧いただいたみなさまに、見事に蘇った 40 年前にハワイで作られたカマカ・パイナップルで演奏したカイマナヒラをお聴きいただこうと思います。
歌と演奏は、僭越ながら私が務めさせていただきます。
味のあるハワイアン・コアの枯れたサウンド、いかかでした?
( 相変わらず音痴ですみません・・・ )
これほどの音色になるには、相当の期間と使い込まれた楽器でなければ出来ません。
本当にすばらしい・・・
さて、この Report も大団円を迎えました。
これまでご覧いただいた皆さまに深謝
最後に・・・・
実は、この KAMAKA を蘇生させる覚悟に至った最大の理由を、これまで明らかにしていませんでした・・・
このプロジェクトの最初の頃のブログにチラリと書いていたかもしれませんが、私にその詳細を述べる資格はありませんので遠慮します。
しかし、その気持ちを表したくて、二つほどチョイと細工させていただきました。
「 40 年前に作られたこのウクレレを大切に演奏してきた方から、これからこのウクレレを大切に演奏する方へ 」 、永く受け継がれ続けるであろう強固な " 絆 ” を短い言葉でネックブロックに残しました。
( 同僚の Mr. Kimoto に電気ペンで書いてもらいましたので、決して褪せることのない文字です )
もうひとつ・・・
これは、このプロジェクトに関わることができたことへの私の気持ちと、この KAMAKA に対する私の願いを、いつもどおり縷々綴りました。
そのメッセージは、トップ板裏、しかも、ずっ~と奥に鉛筆書きしてありますので、決して人目に付くことはないでしょう。
では・・・・
ロールはしませんが、映画のエンディングのように 「 スタッフロール 」 風に終わってみたいと思います。(笑)
Staff
Chief Repair Man : Mr. K.Kimoto ( The Rep. of DUA )
Nursing Commander : Ms. Kimoto ( The Vice Rep. of DUA )
Technological Supporter : Mr. K.Kimoto (Co-worker )
Technical Adviser : Mr. H.Takajo ( The Rep. of KUA )
Main Cast
The KAMAKA Pineapple . It was born in the early 1970s .
The Owner of The KAMAKA : Mr. Yoshii
MAHALO
ALOHA
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The End