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[2012.09.10]
■ 「 KAMAKA 蘇生プロジェクト 」 Report 12 ( トップ板復元作業・その 2 一気の接着作業 )
いよいよ、トップ板の接着作業にかかります・・・ 


シリンジやクランプ、当て板などの工具類や、湿らせたウエスと乾いたウエスなどなどを、すぐに手が届く範囲に並べて準備完了・・・。 
 
 
緊張度がクライマックスに・・・ 
 
 
あれっ? アシスタントはどこに・・・? 
 
 
連日の激務で疲労困憊のアシスタントは、ひっくり返って寝てしまったみたい・・・ 
 
 
オペ室のナースみたいに手伝ってもらおうと思ってたのに・・・ 
 
しかたがない・・・一人でやるか・・・ 
 
 
シリンジへの接着剤充填完了 ! 
 
 
では・・・・・・始めます・・・・・・ 
 
 
・・・・・・・・・・・・ 
 
 
 
・・・・・・途中の画像はありません・・・・・・・ 
 
 
 
・・・・・・撮影する、心の余裕も、時間もありません・・・・・ 
 
 
 
・・・・・・と、言うより 「 手 」 が空きません・・・・・・ 
 
 
・・・・・・以下、解説のみ・・・・・・・・・ 
 
 
 
 
とにかく必死に接着剤を細部に送り込みます・・・ 
 
 
 
 
途中、セットしたシリンジの針の径が小さくて、接着剤が思うように出てこなくなるトラブル発生・・・ 
 
 
練習では上手くいっても、本番ではやはり「 特別な要素 」 が加わるのでしょう。 
 
 
 
あまりシリンジに大きな圧力をかけ続けると、針がぶっ飛び、接着剤をぶちまける危険があります。 
 
そうなっては一大事・・・元も子もなくなります・・・ 
 
 
 
これは想定していたので、あせらず径の大きな針に交換して作業続行・・・ 
 
 
半分剥がれたブレイジングの奥にも注入・・・ 
 
 
サイド板の狭いスペースにもゆっくりと塗布・・・ 
 
 
ひび割れ部分は送り込んでは拭き取りの繰り返し・・・ 
 
 
波打っていたテイル側のトップ板の箇所は、受けになるテイルブロックに丹念に丹念に塗り伸ばします・・・ 
 
 
 
ゆっくりとトップとサイドを合わせていきます・・・ 
 
 
トップ板が剥離後にやや痩せてしまったらしく、ごくわずかなズレがありますが、これは致し方なし・・・ 
 
 
まずは、各所を軽く指でプレスして、はみ出した余分なタイトボンドを湿らせたウエスで拭き取ります・・・ 
 
 
当て板を練習どおりに乗せていき、バックはボディよりひと回り大きい板を当ててクランプ受けにしました。 
 
 
 
最後に、決めた順番に、決めた位置にゆっくりとクランプをかけ、各所を状態を何度も何度もチェック・・・ 
 
 
 
 
この間・・・ 30 分?  いや・・・ 20 分?・・・ 15 分で済んだのかな・・・ 
 
 
 
 
必死・・・無我夢中・・・集中していて時間の感覚はわかりません・・・ 
 
 
 
 
 
ようやくひと息ついて、ご覧のとおり・・・ 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
プロが見たら噴飯もののクランピングでしょう・・・ 
 
 
 
 
手持ちのクランプだけで、治具などは一切ないので、こんなアバウトなクランピングとなってしまいました・・・ 
 
 
さて・・・ 
 
 
このトップ板接着作業の結末は・・・・ 
 
 
 
続く・・・ 
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