■ 「 KAMAKA 蘇生プロジェクト 」 Report 13 ( トップ板復元作業完了 大きな一区切り・・・ )
1 時間ほどクランピングをして、さらに一昼夜の硬化時間を経ました。 さて、どんな結果だったか・・・
4 弦側ネックサイド
ピタッ
4 弦サイド
ピタッ
ひび割れていた 4 弦側トップサイド
なんとかピタッ
波打っていたテイル側のトップ板
これもピタッ
1 弦側のサイド
ピタッ
まずは、大きなヤマを越えて一区切り・・・
ブックマッチのトップ板もセンターの合せ部分に、わずかに隙間が・・・
真っ暗画像ですが、中央横に走る一筋の白いラインが 「 隙間 」 です。
ここも、やむなくまた 「 カマボコ型 」 に削った板で補強しました・・・
トップ板の裏側( ボディ内 )の様子です。
白い木片は、
テイル側は波打っていた箇所の接着面確保、
4 弦側はひび割れの端で、目に見えるヒビはありませんが、今後、ヒビが拡がらないように、
それぞれカットした三角形の木片で抑え込みました。
見た目は芳しくありませんが 「 転ばぬ先の杖 」 ってところです。(笑)
では、このレポートのお仕舞に、トップ板が元に戻ったカマカをご覧に入れましょう。
何となくですが生気を取り戻しつつあると思いませんか?
さて・・・
あとは、ひとつ今回のプロジェクトの意義をボディ内に残す作業を経てから、最後の難関である 「 バック板接着作業 」 をしようと思います。
もう少しお付き合いください。