■第1回ルーキーミーティングでわかったこと
(昨年、秋に開催した店長からの”汗とりドライ”説明会。)
これまで新しく入社された方には、会社概要を説明するオリエンテーションを何度か開催してきました。
そして7日の夜は、初の第1回ルーキーミーティングの開催。対象者は、入社後1年以内の受付スタッフ6名全員、いわゆるルーキー。そして進行は私と店長の3名、計10名。
月1回の例会とし、全部で3回を予定。時間は1回1時間。私の持ち時間30分、店長からも30分。記念すべき第1回、私からのテーマは、「ドライクリーニングって何?」
お客様とドライ洗いについて、接客中に話題になることや意見交換になることはまず”ない”のですが、こればかりは野球に例えると、トスバッティングができないのであれば、フリーバッティングのゲージへ進めないと同じ意味なので
「クリーニングの原点を、未だによく知りませんでした。」という接客レベルでは、さすがの私も不本意。
ドライの基礎知識、さらに実演部分ではビーカー2つを用意し、水と溶剤のそれぞれ注いでから、ティッシュ1枚をササッとかき混ぜる。
「じゃーーーん」、水容器の中のティッシュはヘナヘナのとろける状態、一方、ドライ溶剤のティッシュは至ってシャキッとした状態。
洗濯ダメージから、繊維をしっかり守りきる!!
これぞ! 「百聞は一見にしかず!」
いやいや私なんかのドライ講義はまさに前座。その後の店長からの再確認の内容で目から鱗が落ちる話。お店スタッフ業務の再確認事項、ここからが本丸でした。
まずは
「衣類のお返し」について
衣替え時期独特、10点近く一度にドサッと数の多いご利用にあたり、そのお渡し時の確認事項。
受付で細かいファーやベルト、小さな付属など、外して洗うべき”もの”があった場合、受付した時の点数よりもお渡し時に増えてしまうケースがしばしばあります。後で気がつき追加している場合があるのですが、問題なのはお客様の預かり伝票は最初の点数のまま。これではお渡し時にお客様から頂く伝票だけを頼るのは危険です。つまりお渡し漏れが十分考えられます。
念のため、お店にある伝票(控え)を基準にお渡しチェックに万全を期す。
2点目、「各お店スタッフリレーション」
何気ない伝達では思った以上にメモに頼ることが多い。しかしそんなメモ1つからでも、手痛い失点を防ぐ。そのメモの内容について。安易な消化試合の内容だけで済ませるのではなく、次の対策をどうしたよいか、また困らない為の内容をどうあるべきか、このような取り組みをみんなで率先して活用してメモが存在してほしい。
3点目、「笑顔を意識すること」
お詫びの場合はさらに申しわけない表情をきちんと意識する。相手の目を見ることを忘れない。顧客の名前と顔をできるだけ覚えて、接客中は名前を呼ぶことにも意識する。感動接客を目指していきたい。以前に覆面調査をしてもらった特集の冊子をもう一度みんなで良く読むように。
他にも、うーーーん、気合いの入る店長、誠実に聞いている新人さんたち・・・
互いの切磋琢磨に、社長の出番はまるで無し。いや、存在感もなし、さっきのドライの話はどこいった?
^^;
何となく言葉ではついつい「信頼している・・・」という綺麗事を口にしますが、それって「信頼していると思いたい・・・」とその願望の方が強くなってはよくないです。
本当の実力を様々な出来事、材料を検証した上で、信頼という成果が成立する。
あくまでも実践、現地現場主義、論理的思考で、「評価」というパラダイムを構築していくこと。
思った以上の成果を間近で確認できて良かったです。
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