■仕事ハッケン伝 クリーニング業に挑む・・感想
(コットン通信7月号)
4日の木曜日、NHKの仕事ハッケン伝を録画しました。
今回は、磯山さやかさんがクリーニング業に挑む1週間をドキュメント。舞台は明治創業、東京高輪の老舗クリーニング店。いずれもこの道30年以上、シミ抜きやアイロンがけのプロが集う職人の世界。
私から見ても繊細な仕事内容の数々に賞賛させてもらいました。
”のりの付け方だけで5種類?!”
”しつこい泥汚れを落とすプロの技とは意外にも?”
”シミ抜きのマル秘テクニックとは?”
”1着入魂!客の信頼を築く技の数々”
そして磯山さんが挑むのはお客様の「形見の品」。
賞賛に値する番組内容とは逆に、客観的に感じた内容もありました。
「○○さんにしかできない職人技の仕事・・・」
うーーん、経営の危機管理やお客様のことを考える、やや別な視点から言わせて頂くと
”安定した仕事の供給”とは・・・?
どんな人でも永遠に元気である続けることは不可能です。風邪もひくし旅行もあるし冠婚葬祭だってある。予期せぬ突発的な状況が起きようとも臨時休業になりにくい組織を目指すことが、別な意味で”技術を守る”もうひとつではないでしょうか?
とくにクリーニング業は、地域生活密着型の不特定多数ニーズが多い。年中無休もそうだし、配達もあれば、ご来店もある。Yシャツもあれば、布団もあり、皮衣類もある。朝早くがあれば、夕方遅くもある。商売もあれば、経営もある。
要するに、匠の技術そのものがまだまだ進化されることを願うと当時に、それ以上に様々なバランス感覚を磨くことも私の中にはあります。
テレビの目の前のことで、多くを判断することに無理があります。
ただ。。
”良い人こそが、良い仕事を実現する”という部分には100%賛同していました。良い仕事をする人の笑顔は、やはり素敵です。
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