■作業性アップは、何もコストダウンばかりではない。
労働環境について・・・ 一番代表される分岐点はもちろん社員1人1人の収入、お給料だと言えます。
次に休暇が理想通り取得できるかどうか。
次に各保険・福利厚生がしっかり完備されているか。次に仕事の量そのものが確保されているか。あとはその仕事に対し、やりがいのもてるポリシーに繋がっているか。裏テーマで、作業環境にストレスを感じないか?
この順番、実はベテランになればなるほど、逆になっていくのが興味深い点です。もちろん入社して早い段階から仕事への強い熱意をもたれる方も多くいます。
「もっと良い仕事をしたいと思うと、やはり作業環境にこだわりが生まれていきます」
さて作業環境の前に、作業性について
私の役割では、経営収支をより順調な内容に近づけること。お客様に安定した価格体系を提示し、また還元セールを定期的に実行できるのもそれなりの”生産性”という根拠があるからです。
会社全体の生産性が長く低迷していくと、現状の価格では維持していけませんし、値上げとなると仕事の需要が落ち込み、さらなる悪循環に陥っていきます。
わかりやすく言えば、同じ作業条件でありながら1時間に30点できることと、15点しかできないことではそこに大きな矛盾が発生します。
つまり作業性アップの目的は、経営コストダウンと顧客サービスへの表裏一体部分。
ただこまかい改善点を積み重ねていくと・・・
どうも社員の働く環境そのものもスムーズに良くなっていくことに気づきます。今まで取り組んでいたルールそのものについて
意味のあることなのかどうか?
どれだけの意味があったのか?
その意味は、古いのか新しいのか?
いったんゼロベースから見直すと思った以上に「それはムダなことでした。。。」という結果が多い。これでは、働く環境そのものがわかりづらくストレスの増えた作業性になっていると思われます。
要は実を結ばない。。。価値の低い。。。疲労感だけが残る仕事。。。
目的の場所まで歩く歩数が通常は10歩でいけるところ、ある日、誰かがその通路に重たい箱を「ドーンッ!」と一つ置いて邪魔してしまうと、10歩から12.5歩に増えてしまう。これが「ま・いっか」で年中300日続くと思った以上の負荷です。
負荷は結果的に疲労になる。
先日のエントリーでも紹介させてもらった、お預かり品のタッグが作業中に取れてしまい不明品になるケース。このような不明品を1時間でも早く解決できるパターンに辿り着くと・・・
全体の流れやストレスを限りなく改善できます。
このような小さい一つの改善に気づく重要性は、社員の労働環境に良い意味でリンクしていきます。
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