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◆ ラーサラの製造 ◆
掲載日:2009.08.29 [1114]

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23年も前に誕生していた「ラーサラ」。 
それが、今になって全国から注目されるようになったのはこの会社のおかげ!
 
・ユニークな会社「(株)望月製麺所」
 
 その工場は登別にあります。 
 
 創業50年の老舗らしい建物で、みしりみしりと音をたて廊下を歩いて事務所のドアを開けると、巨大なゴリラの人形が。当たり前のように一人分の事務机を占領してこちらを向いて座っています。 
 

右側には忙しそうな社員の方々。左側にはアンディ・ウォーホールのポスターや、フィギアが並びハイテンションなスペース。こちらのスペースが、ラーサラの火付け役となった、株式会社望月製麺所泉田社長の仕事部屋です。「スティーブ・ジョブズとリチャード・ブランソンが好きなんだ」と言ってマッキントッシュのノートPCを見つめています。

 登別市で道産小麦にこだわる麺作りの老舗「株式会社望月製麺所」さんは、「自宅でも気軽に食べられるように」とラーサラを商品化。麺とドレッシングがよくからむように縮れの強いラーサラ専用麺を開発。北海道産100%の小麦を、オロフレ山系を集水流域としたおいしい水で練り上げ麺を製造、味の決め手となるゴマドレッシングも、オリジナルで風味豊かに仕上げました。 
 
・こうしてできたラーサラパッケージ
 

(画面左のパッケージが最初にできたもの。その後左のデザインへと変更)
とにかく楽しい事が大好き!という雰囲気の会社で、パッケージのデザインも楽しくなければ!と外注のデザインに妥協せず、自分達で考え直しました。

ちなみに、ラーサラのこの特徴的な緑のパッケージに3本ラインという柄も、ある社員が着ていたジャージの柄からイメージしたとか。

 2008年春には、世界初のラーサラ公式HPを起ち上げました。
(ラーサラ公式HP:http://ra-sala.com/index.html) 
 
 
・麺250種を生み出す工場


麺作りは奥の工場内で行われています。一重に麺作りと言ってもその種類は様々。ラーメンやうどん、生パスタなどの商品の他に、その店ごとに配分をかえてラーメン店などに麺をおろしたり、学校給食用の麺を作ったりと、改めて数えてみた商品の数はざっと250種ほど。


創業当時からの「可能な限り北海道の小麦を使って」という信念のもとに、ラーメンや生パスタにむかない北海道小麦を、真空ミキサーなどを使いコシのある麺に仕上げて来ました。
 
・広まるラーサラブーム&レシピ

エコな生活が見直されている現代。ラーサラ三郎は、ご当地「食」への関心が高まってきたことや、「おいしく野菜を食べられる」ことから、野菜嫌いの子供を持つ日本全国のお母さん達の間で口コミで浸透。 
百万母力の子育て情報誌「月刊お母さん」のメンバー等を中心に全国へ広がりました。HPでのラーサラレシピの募集には、納豆入りやイタリアンテイストなど様々なアイデアレシピが、遠くは海外からも届いたといいます。

 
・ブームの地元民として
 
 しかし課題も。通信販売はしているものの地元で購入する場所が少なく、せっかくのご当地グルメはまだまだ地元の私たちの食卓からは遠いという現実。 
 もりもり食べて、私たち地元からラーサラブームの輪を広げていきたいものです。 
 
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>>望月製麺・第3回目のページ「世界初のラーサラ本、出ました」はこちら
>>望月製麺・第2回目のページ「道産小麦を本気で使ったもっちゃんの麺」はこちら
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>>むしゃなび内・望月製麺のページはこちら
>>望月製麺の製品を買って食べてみたくなった人はこちら
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