◆ レトロムロラン探検♪ 中央町1丁目(前) ◆
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中央町には古い建物がいっぱい。小さな路地もいっぱい。 さあ、行ってみよう! 1 主婦の店 このネーミングは! 雑誌「主婦の友」は百年前に創刊している。大きな看板の「主婦」という文字。昨今はなかなかこんな大きな「主婦」は見かけない。さてこの鮮魚店は果たして「主婦が来る店」なのか、「主婦がやってる店」なのか。 外からじっと見ていると魚をさばいているおばちゃんがチラリとこっちに気がついて、何事もなかったように仕事に戻った。この方は主婦だろうか。まあそんなことどうでもいいか! 2 居酒屋 大将 ランチも人気の居酒屋。魚介類が新鮮! 詳しくはこちらをみてね! 3 室蘭中央市場 中に入ると、まず日用品が。 戦争中、大学4年生だった彼に召集令状が届いた。卒業まであと10か月だったが、第二次世界大戦末期の1943年(昭和18年)学徒動員が発令されたのだ。戦争へ行き、無事に帰ってきたが戦後も通学できるなどという状況ではなく、卒業できずにそのまま仕事に就いた。 しかし!約70年後、今年2016年の6月に、卒業証書が届いたというのだ! 「やっと大学卒業したんだよ、今ごろやっと大卒だって言われてさ!」 おじさん、卒業、おめでとうございます!長かったですね!(T▽T) 4 和楽器 波多野 下は車庫にしているようだけど、この車の入り方、、、この位置に停めるのって難しくない? 車が陰からこっちを見ているみたいで、ちょっとかわいい。 5 パティスリーブラン 古い街並みの中に、ぴかりん!と光る店舗が。こだわりの洋菓子屋さん! 詳しくはこちらをみてね! パティスリーブランの横のちょっとした空き地を奥に進み、駐車場に立ってあたりを見渡すと、こんな不思議な店らしきものが見えたので、近くまで行ってみることに。 この駐車場には微妙に段差があり、さっき来た道を戻らなければ行けないのか、と思いながら進んでいくと、私の気持ちを受け止めるように、ささやかな抜け道が。 ブロックとレンガで高さを調節された1段の階段に、ここら辺に住んでいる人の日常が見えてくる。駐車場の段差の不便をちょっとした工夫で解消。この抜け道はみんな(ごく少数。でも3、4人くらいはいる)に愛用されているに違いない。 7 屋根の上の屋根 ブロックの階段を降りて、ふと上の方を見ると、屋根の上にいかにも後で付け足したような屋根が。 小さな窓には明かりが見える。 その部屋を推測すると、、、それ、狭いよね? どんな狭さだ? いや、他の部屋とつながっているとしたら、どんなふうに? どんなスペースだ? み、見たい! あの部屋、見たい! 「あの屋根、すごく狭いよね?」 と、しつこく見上げていると室蘭中央町生まれの友人が、 「ギリギリ寝られるくらいじゃない?。。。そういえば、連れ込み宿だったっていう建物を解体する時、見せてもらったんだけど、すごく狭い部屋がびっしり、ずらっと並んでてすごかった。中央町って古い繁華街だからそういう建物がまだあって面白いよね」 少し回り込んで見てみると、その横にも小さな窓付きのひさしが。 どんな窓辺なんだろう!小さな窓辺の、小さな秘密のスペース? 、、、ああああ、この建物!中はどうなってんの?! ジリジリするう! 《他の特集を読む》 |