■これからのアパレル。まじめ。
ジョルジオ・アルマーニ氏の公開書簡より考察しました。
おそらく今後のアパレルは、過剰に生産されている衣料品が減る。6月には秋物がならんでいるといった早すぎるサイクルはスローに。
実は、年々ラグジュアリーブランドのコレクション発表サイクルは早くなっています。ファストファッションの影響でしょう。
簡単に言うと、夏には秋冬物が並び始めて売れないものはセールにどんどん回す。
消費者もセールを知っているので安くなるまで待つ。
で、消費も減るのでどんどんセールしなきゃいけなくなる…横並びの商品が増えて商品の質は落ちるばかり。
それでも売れない服は捨てられます。
大量生産、プチプラ、価格競争。
今、服は大量に消費され廃棄されています。
日本の1年間の衣料品のゴミは100万トンとも言われます。
このコロナ禍はある意味、アパレルの古い体質を変化させるきっかけになるでしょうね。
軒並み、大手アパレル企業は店頭売り上げを激減させています。EC(ネットショップ)は10%ほど成長していますが、店頭売り上げの大幅減は補えなかったようです。
これらのことから、私の出した考察結果。
「あなたから買いたい」と思ってもらえる販売員になることがさらに重要になる!!
ネットでの買い物に慣れ、どんどん消費はECへと変化するでしょう。テレワークが浸透すると、仕事帰りの買い物や食事などの機会は減るでしょう。
アパレルだけでなく、小売業や飲食業は変化が必要かもしれません。
より魅力的な販売員になるため、日々の精進を強く感じる毎日です。
くよくよ考えていても始まらない。
やるぞ。