■正確な決算が終了です。
第43期、年に一度の決算がようやく完了しました。まあ~まずは、仕事がそれなりに循環し、社員にちゃんとお給料が払えて、消費税も払えて、また資材関係の支払いもできた、そんな1年に感謝ですね。
毎月毎月、一応は決算数字の流動性を追っているのですが、それでもお金そのものが最終目的にならないように心がけているつまりです。お金は数多くの手段の中の一つであって目的ではない。
こまかいことを取り上げれば「目的だ!」と言われても仕方のない場面もあります。例えば原価計算があってはじめて料金化というプロセスがあります。これなども数字、お金を無視するわけにはいきません。目的という意味合いも当然あるでしょう。なのでここでは大局的に捉えてくれれば幸いです。
日本には、1億円以上の預金を持つ人が108万人いるそうです。「驚きですね~。」日本の総世帯数が4700万世帯ですから、全体の2.3%が金融資産だけで1億円を持っていることになります。つまり、50世帯に1世帯の割合。でもな~、単純にお金が懐にあるとかないとかよりも、お金を残す術とは何なんでしょうか?やはり出ていくお金を徹底的に切り詰める意味で辛坊強い人でしょうか?ただ間違いなくひとつ言えることは、お金をあの世の世界に持っていくことはできないことです。金融資産と自分の人生時間の兼ね合いで有意義に使い切ることは相当難しいような気もしますけど、大きなお世話でしょうか(笑)
お金はブツブツ交換をする上での物理的道具であって、お金そのものへの美しさや価値観とは別次元の話ですよね。究極は、“健康”とか“命”とか“愛”とかは、やはりお金では買えないです。でも有史以来、お金のことで争わなかった歴史は一度も存在しないぐらい人類の進化って疑問に感じます。
「一時的でもよいから大金を手に入れたい」、そうすると「生活が楽になり安定する」といった願望はわからなくもないですが、本当の解決は長期的にお金を運用し続ける術のような気がします。
「ないよりかはあった方が良い・・・」、それでもお金は天下の回り物。自分が幾らかでも使うことで世の中はそれなりに循環し巡り巡ってまた自分に戻る、そんなウィンウィンの気持ちを大切にもちつつ自分のスキルアップにどんどん投資をしてみてはどうでしょうか?
人との出会いに投資、知的アップの為の投資。健康と強い精神への投資、旅行などで視野を広げる投資。
ギャンブルなどの投資は、一発逆転或いは1度にゼロになる可能性が高いですが、自己のスキルアップ投資となれば確実な将来預金をできますよね。スキルアップをした自分に、周囲もどんどん必要としてくれる、そのうちに周囲が何を求めているかにも気づいていける、先見性も身につく、充実感がどんどんわいてくる、率先力が身につくと経験スピードも倍々に上がる。
私は過去1年だけ、とある会の、とある親方の付き人を仰せつかりました。その親方は、大勢のいる飲み会でも参加者全員に奢るときのその判断、そのお金の使い方にまったく迷いのないストレートな方でした。本当に楽しそうな顔が印象的でした。
「お金をたくさん持っている人だから、そういうことができる」というのは違う発想であって、「そういう人だから、お金の集まる人になれる」いや「貴重なご縁が集まりやすい器量の深い人」ということを学びました。
つまりこれって・・・
限りある人生時間の中の、”幸せ部分”のような気がします。
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