■お気に入りのブログから、参考になったもの
組織のあり方で気をつけなければならない論点を上げれば、実は思った以上に存在することを知らされる。
私のお気に入りサイトの中で、ここ最近更新をとても楽しみにしているサイトがあります。
いつも気楽な雰囲気であるにも係わらず、それでも仕事の大切な部分に繋がっていく哲学や価値観が、私のような一本調子スタイルのブログには真似ができません。
さてそちらの過去のエントリー内で記憶に残る言葉を忘れないようにおさらいしたいと思います。
「徳には官を、功には賞を」という言葉。
書経(中国の歴史書、帝王や諸侯の言行録)にも出てくる組織・人事の大原則です。
「人徳のある者には、高い官職(職位)を与えて、多くの人の上に立たせる。功績のある者には、高い褒賞(俸給)を与えて、活躍に報いる。」
良い成績を収めた「功」だけのスタッフに、簡単に高い役職を与えてはいけない。人の上に立たせてもいけない。数字に見える成績に対しては、ボーナスや賞与で報いるのが基本。
職位を与えるべき「徳」のある人物とは → → →
裏表がない、嘘がない。
言葉と行動が一致している人、自慢しない、ひけらかさない。
どんな相手にも敬意を持って丁寧に接し、話をよく聞く人、私心がない。
自分の利益よりも、公(全体)のために考え、勉強し、動く人。
ご紹介の部分はここまで。古い友人の人間像にスポットを当てつつ、アッサリとした文面でありつつ、しっかりとシナリオがまとまり、何よりも核の部分がわかりやすい。目から鱗が落ちるとはこのことでした。
組織・人事の判断ミスは、大袈裟に捉えると内乱、内部崩壊、致命的な経営不振にもなります。
「良い成績ありき=上司の資質だとは限らない」
成績以上に大切な、”自己犠牲”というテーマ、日頃から培われるように努めたいものです。
世界観、自分のパラダイムをできるだけ広げることではないでしょうか。
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