■『建築以外の表現』
Rikaです!だいぶお久しぶりです!!
気が付けばもう2012年も残りわずかですね…
さて、今回は久しぶりに建築の話題です。
ブログのタイトルが『よもやま建築の話』なのに、
あまり建築の話題が出せていないので(~_~;)
写真は、私が大学で建築を学んでいた頃に課題で提出した模型です。
建築学演習という授業で、
課題として出された建物を設計するという授業でした。
住宅から始まり、美術館、学校など様々な課題を
生徒が自由な発想で設計するという授業だったのですが、
最後の課題として出されたのが、『建築以外の表現』という課題でした。
建築というのは、
都市計画から家具の設計まで関われるもののハバが広いので、
柔軟な発想を持ちなさいという趣旨の課題で、
つまり、なんでもありなんだなと思って私が提出したのがこの模型です。
住宅がまっぷたつ!!
似たような建て売りの住宅が立ち並ぶ中に、
一軒だけこんな住宅があったら面白いんじゃないかという計画でした。
生徒間での前評判は良かったのですが、
先生方の講評会では酷評を受けました(+_+)
すごく悔しい思いをしたのですが、自分のプレゼンテーションの仕方もよくなかったと今では思っています。
建築をする上で、
人に自分の考えを伝えるという能力はとても大切なものです。
すごく良い設計をしたとしても、
それをお客様に認めてもらえなければ、
その建物は建ちません。
この模型は、自室のいつも目に入るところに置いてあるのですが、
見るたびに、伝えられなかったという悔しさと、
もっと頑張ろうという気持ちが湧いてきます。
Rika
▼コメント(3)
名前:Rika 2012.12.17 23:08:57
足揉みさん
温かいコメントをいただいておきながら、
返信が遅くなってしまい、申し訳ありません。
自分を未熟だと感じ、落ち込むことも多いのですが、
未熟だと思うことがなければ、成長することもできないのですよね!
少しずつでも進んでいければと思います。
その先生は、なかなか辛口なコメントをする人で、
おそらく大半の生徒が「この野郎!!」と心の中で思っていたと思うのですが、
あの酷評も先生なりの建築を志す者へのエールだったのかもしれないと、今では思っています。
名前:
足揉み 2012.12.04 18:33:03
横並びの中で個性を出して,
これは良かったんじゃないか・・・。
などというのは門外漢だから言えるのでしょうか。
最近,千利休の世界にはまっており,
未熟者に「過ぎたるはなお及ばざるが如し」と一括するのですが,
後日,基本に立ち返り,自分がなぜ茶の湯の世界に入ったかを考え直します。
そもそもは「面白かったから」「お茶が美味しかったから」ではなかったかと気付きます。
そして「過ぎていたり」「及んでいなかったりする」ことが本質だと分かり,
自分こそ未熟者だと気付きます。
その点から言うとRikaさんの,建設が「面白い」と思っていた頃の本質がこの作品にあるから,
煮詰まったりしたら,
この作品を見るのも良いかも・・・。
などと思ってしまいました。
酷評した先生が未熟だとは言いませんが。
名前:tosann 2012.12.03 09:20:49
あの模型にそんな思いでがあるなんて・・・
知りませんでした~
悩む程に大きくなれる筈です
▼コメントを書く...
※
*必須入力です
「コメント」欄は日本語で記入してください。
英字数字のみだと、コメントと見なさず投稿できません。