■うれしい贈り物
今朝の朝ごはんは、メイプルパンケーキ。 ホットケーキは、畑の小麦の全粒粉入り自家製ミックス。冷たいお水を加えるだけ、卵も乳製品も不使用だけどふっくらこんがり焼きあがります。
それから、このメイプルはただのメイプルではありません。
自然からの贈り物なのです。
3月の中旬から約半月、毎日まいにち、イタヤ楓の樹液を集めては、薪ストーブの上で煮詰めていたのです。
最初はほぼ透明で、ほのかに甘いだけの樹液。それを40分の1になるまで煮詰めていきます。
すると、とろーり、黄金色になって何ともあま~いメイプルになるのです。
樹液を集め終えてから、シロップ状に煮詰め終えるまで約1か月かかります。だから、これは年に1度の大切な贈り物。
子どもたちは、自分でパンケーキを焼いて、好きなだけこのメイプルをかけておいしいおいしいと食べたら、すっとんで学校へ出かけました。
それから、きのうは福岡の友人からこんな贈り物が届きました。
清美オレンジです。
柑橘系だ~い好きな我が家。うわ~と大喜び。
一度に一人1個以上食べてしまいます。
その前には、友人が手作りおはぎを届けてくれました。
友人の畑のもちきびがたっぷり入ったきれいなおはぎ。もちろん小豆も友人が育てたものです。
塩がきいてておいし~~。
それから同じ友人から、お魚。
えーっと、名前を忘れてしまいました。
そして、ホタテの稚貝。
これは別の友人から。
まだ貝をパクパク動かしていて、子どもたちは「かわい~!」「飼いたーい!」
ボールに塩水を作り、5個入れて飼い始め?ました。
ところが、翌朝…
「貝死んじゃった~」
ホタテを飼うのは難しいと知りました。
さて、なんでこんなに次々、おいしいものが届いたのか…?
それはね、きっと神様がみんなのことを見てくれているからだよ。
日曜日の朝、子どもたちは3人で協力して、薪を運び入れてくれたのです。一番上のお兄ちゃんは、手斧で割る。二番目のお兄ちゃんはそれを拾って妹に渡す、妹ちゃんはそれををコンテナに入れる。
そして薪の入った重たいコンテナ2つを持ち上げて、家の中に運んできてくれたのです。
田舎暮らしは、たいへん。でも、おいしい。でもたのしい。