■ケーキ作りとウーファーとちいさい娘
今日も、いいお天気です。 数日前から、オーストラリア人のウーファー(*1)マディが来てくれていて、草取りをお願いしました。
すると、娘が「あーちゃんもやる!」
この頃彼女の口癖は「あーちゃんも!」です。何でも自分が、1番先に、でないといけないお年頃のようです。
ウーファーは、日本語が上手なのですが、昨日着いたばかり。「あーちゃんお願いね。」と言うと、あーちゃんは、自分が教えてあげないといけないという責任感でくっついていったようです。
そこで、2人にはキャベツに付いたチョウの卵と青虫を調べて、見つけたらつぶすこと、玉ねぎの草取りをお願いしました。
その間に私は、注文のケーキの仕込みです。
まずは、お絵かきクッキーのアイシング。
そして、ショコラ・オ・クラシックを焼く。
朝一で、パンもこねたので、発酵させて焼きます。
お絵かきクッキーのアイシングというのは、クッキーに粉砂糖の絵の具で絵を描くことです。色を混ぜて作るのも、できた色を三角のコルネに詰めるのも、線を引くのも、色を塗るのも集中力が必要なので、静かに一人でしたい作業です。
あーちゃんが畑に行っている間に合わらせたいなと、取りかかりました。いつもなら、一時間もしないうちに戻ってくるのですが、今日はずっと行きっぱなし。外はとても暑いので、気にしながらも作業を続けました。
お昼近くに戻ってきたので、昨日の残り湯で行水させました。結局、お茶の時間を差し引いても三時間くらいは外にいたことになります。
ぽつりと、「あんまり、お仕事させないでよ~」ともらしました。
彼女なりに、自分がいてあげなくちゃダメんだと思って、がんばって外にいたのかもしれません。
お昼を食べ終えて、絵本を読んだら、その後爆睡して二時間半もお昼寝しました。
おかげで、工房が暑くなる前にアイシングは終わり、暑くなる頃、パンの二次発酵が順調に進み、仕込はすべて終わりました。
畑の、キャベツの虫取りも、
玉ねぎもながねぎも、
とうきびとズッキーニも、 きれいになってます。
そして、これが今日採ってくれた草の山!
家族に感謝。ウーファーに感謝。お客様に感謝。
そしておてんと様に感謝です。
(*1)ウーファー:WWOOFとは、お金のやりとりなしで、「食事・宿泊場所」と「力」そして「知識・経験」を交換するしくみです。
有機農場や、環境を大事にする人たち、自然が豊かに残っている場所、または人と人との交流を大切にしているところと、農業や、生き方について学びたく、仕事の手伝いや家事の手伝いをしてみたい人たちとをつないでいます。何をしたら相手が喜んでくれるかをお互いが念頭に置きながら一緒に生活するものです。
------WWOOF Japanより引用