■The Secret Garden
雨上がりにふと庭を見て、
子供の頃読んだ『秘密の花園』を思い出しました。
イギリスを舞台とした児童文学の代表的な作品で、
長く放置されていた庭を主人公である少女が再生させることで、
少女自身も成長していくという話しだったと思います。
(読んだのが子供の頃なので、記憶があいまいですみません…)
庭では、一月前には咲いていたバラもすっかり剪定されています。
木々の葉も落ち、庭はすっかり寒々としています。
ですが、たしかに生きている気配がするのです。
春に向けて、ひっそりと力を蓄えている気配です。
また必ず来る春に向けて、庭は眠りにつこうとしています。
そのひそやかな気配が、私に『秘密の花園』を思い出させたようです。
剪定されてしまったバラの脇で、ヒューケラはまだ元気です。
色々な色があり、長く楽しめ、育てやすいので、
園芸を始めたいとお考えの方にはお勧めの植物です。