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[2011.01.28]
■雪も融ければ水ですが・・・
去年の暮にショックなニュースがありました 
 
去年10月に完成したばかりの フランス メス市 
 
にある美術館「ポンピドー・センター・メス」の 
 
屋根が12月20日に、雪の重みで一部破断した 
 
とゆうのです。 
 
12月12日には、アメリカの球場「メトロドーム」が 
 
同じく雪の重さで屋根全体が崩落したばかりでした。 
 
両方とも、膜構造屋根で出来ている建物です。 
 
 
「ポンピドー・センター・メス」 
 
日本人建築家 坂茂 氏の設計です 
 
 
「メトロドーム」は、東京ドームの手本になった 
 
建物です。 
 
そういえば、洞爺湖サミットの時も、 
 
建設中のメディアセンターの 
 
屋根が雪で崩落しましたね・・・ 
 
建物の構造設計をする場合、雪の重さは1センチ 
 
当たり20ニュートンと決まっていますが、 
 
その地域によって降る雪質が違う筈なのに 
 
あまり細かくは規定されていません。 
 
パウダースノーと牡丹雪では重さも質も違います 
 
その地域に住む設計者が、もっと経験値を盛り込む 
 
べきでしょうね。 
 
 
伊達の実家の椿です 
 
ずーっと昔に、京都の路地に咲いていた椿 
 
を思い出しました。 



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▼コメント(2)
名前:suzuki  2011.01.31 09:12:12
コメントありがとうございます  
 
雪の問題も含めて、自然に向き合う建築は  
 
世界基準や、自己主張では対応しきれないところがあります  
 
その地域の建築は、その地域の建築に携わる  
者が、責任をもって造るべきだと思います。  
 
今度、建築談義を飲みながらやりますか・・・ 
名前:トミタ  2011.01.31 08:51:13
鈴木さん、雪の問題はあなどれないですね!  
怖いと思います。  
 
新しい建築を生むための意匠と、建物としての根本的な機能を満たすバランスは、とても難しいですね。  
 
何か、構造的な美しさが滲み出る様な建築が本当の日本に建築美だと思うんですがね~。  
 
「建築とは・・・」の答えはとても深いですね。  

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<鈴木設計室> 
豊浦町にある 
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室長から建築に関する知識を学ぼうと(盗もうと?)日々奮闘中。 
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