■増えてる増えてる春
GWもあっという間に過ぎ、大滝区上野のてんねんやの玄関先の山桜も満開になりました。 4月から始まった物産館の販売も、ようやく1か月近くたち、売れ行きと生産、納品のペースが少し見えてきて計画が立てやすくなりました。
雪解けからほったらかしになってしまっていた外仕事、ようやく手が付けられます。
久しぶりにしっかり庭を見てみたら、もうフキノトウが立派な花になり、水仙は満開、チューリップの蕾も気づかないうちに出ている!
せっかく山に住んでいるのに、工房にこもりっぱなしだったここ数か月のうちに外はすっかり新芽の季節。
去年エゾシカさんたちにお食事されました裏の畑のアロニアの折れた枝を挿し木にしたものが、ほぼ100%根付いて越冬し、新芽が出てきておりました。
増えてる。かわいい~
こちらは剪定した枝をいただいた赤房すぐりの挿し木。こちらも刺したものほぼ100%根付いております。
増えてる~
そしてびっくりなのが、もともとが成熟した枝だったのでこんなに小さい挿し木なのにもう花芽がついていること!
小さい緑色のブドウの房のようなものが付いているのがそうです。すごい生命力ですね。
こちらは峠に生えていたエニシダを移植したもの。
やわらかい緑色の新しい芽が出てきています。
初夏には小さな黄色い花がびっしりと咲きます。
こちらも大好きな花の一つです。
こちらもいただきもののラミウム。
今の窓の下全面を覆うくらいに増えました。
もう踏まないと窓に近づけません。
絨毯のようグラウンドカバーにしたかったので、願い通りに育ってくれて嬉しいです。
ラミウムはここには2種類あり、白っぽい葉に薄いピンク色の花が咲くものと、濃い緑色の葉に濃いピンク色の花が咲く個体がありましたが、混色していたら交雑してしまったようで、どちらの葉の花も濃いピンク色になってしまいました。かわいいからいいのですがちょっともったいなかったかもしれません。
こちらは漢方のセンキュウ。
ニンジンによく似た葉ですが、困ったことにすぐそばにこれもよく似た葉を持つフクジュソウが進出してきているのです。
初春のの黄金色の花が終わり、丸い緑色の実がついています。去年はここには生えていなかったのに増えてる。種がこぼれるのですね。
フクジュソウはかわいらしい花ですが毒草なので、どんどん増えて生息地が混ざってしまうと大変です。間違って摘んでしまわないとも限りません。
なのでフクジュソウのほうを移植します。
ミント類も増える増える。
ミント類は王様のように強いのか、他の草たちを蹴散らす勢い(笑)で範囲を広めています。丈夫で素晴らしい。
こちらは去年母からいただいた鉢植えだったスペアミント。
しっかり越冬して芽を出してくれました。
香りもそうですが姿もペパーミントより柔らかくて優しげ。なんだか女性的です。
すでにこの地に降りて3年目になるレモンバームはしっかり自分の居場所を確保しています。
大きくなるとこんもりとする茂り方が素敵です。
こちらは寄せ植え。
エニシダと挿し木のアロニア、左側にピヨピヨと数本生えている赤みのかかった葉のものはシモツケの挿し木です。
シモツケは密集した株になる低木で、夏に綿のようにマゼンダピンクの小花を無数につけるとても可憐な木です。樹高80センチくらいの低木なので、たくさん増やして裏庭のてんねんガーデンの囲いにしたいと思い増やしています。
脳内で区画されつつあるてんねんガーデンは、薬草とハーブ、野菜の立体アートです。
まだ中心になる部分が白紙なのですが、耕さずに野菜を作り、コンパニオンプランツで防除し、自然な食と自然の知恵と芸術を一度に楽しめかつ店の食材を確保する(笑)散策型ガーデンにしたい。
そしてピアノのある店舗では時にライブも^^
絵描きとぱん屋と百姓と唄うたいと巨木好きと田舎好きをブレンドするとこういうものが出来上がると。
わたし、をこの世に形として表すとこうなるようです。
焼きたての天然酵母ぱんがあり、アロニアソーダや野草コーディアルがあり、巨樹に会えてガーデンを散策し、森林浴をして温泉に入って…
そんなこころとからだ癒しの一日ツアーができる場所を、ゆっくりゆっくりですが目指しています。
今はまだ地ならしですが、うふふ、ワクワクです^^
さ、ゴミ片付けから始めましょう。
ものと心のお掃除、リンク証明です。
皆様も今日も良き日をお過ごしくださいませ^^