■緑色のからだ
このところのぽっかぽか陽気で、草もはたけのものも一気にぐんぐん伸びています。 種をまかなくても、毎年春には、ニラと葉ねぎは土の中から出てきてくれます。
そういえば、ここ数日はゴム手袋をしなくても、茶碗洗いができるようになりました。
お味噌汁に、ちょっとネギが欲しい…と思ったら、すぐに畑に行ってとってきて、ぱっと仕上げに散らす。
そんなこともできるようになりました。
今日は、その畑の青物づくしの朝食です。
一番下の子が、2,3日前から鼻水とセキの軽い風邪気味なので、かぜをふきとばそう!メニューです。
小さい苗を買って、何年たつでしょうか?今まで、一回に5・6本しか取れなかったのに、やっと今日は、一皿分くらいの量のアスパラが収穫できました。
さっとゆでて、おいしいお塩を振るだけ。
こちらはニラの豆腐マヨネーズ炒め。最後にちょっとお醤油をたらします。
そして、ニラのナムルのせ冷奴。きざんで塩でもんだニラをのせて、ごま油とお醤油をかけたらできあがり。
どれも簡単にできます。
おいしいお塩と、まじめに作られたお醤油があれば、ほかの調味料はいりません。
「採れたて」という最高のかくし味が備わっているのですもの。
ほかにも、家の周りではふきやウドがぐんぐんのびて早く食べてと言っているようです。
下ごしらえは大変ですが、食べられる分だけ頂いて、冬にたまった毒をきれいにしてもらいましょう。
からだは、緑色に染まりそうです。
外に行った子どもたちが、興奮して帰ってきました。「羽化したセミ、10匹以上見つけた!」
「ぬけがらも40匹ぐらい取ってきた!」
きのう、娘と散歩していたら、フキの茎に今年初めてのセミのぬけがらを見つけたのでした。昨日も今日も夏のような暑さですから、セミも次々羽化してきているのでしょう。
羽化したてのセミのからだは、薄緑色に透き通って、何とも言えない美しさです。
でもその近くで、羽化したばかりのセミが、うまく動けないでいて、まだ生きたままありのえさになっているのも見つけたそうです。
自然は、美しさと厳しさをいつも持っているのですね。
もう少ししたら、きっとセミたちの大合唱が始まります。長年土の中にいて、めでたく羽化に成功したセミたちの、ほんのひと時の青春。
今日も畑仕事しながら、緑色の風の中で聴きたいと思います。
・・・・・・・・・おしらせ・・・・・・・・・・・
最近、「ホームペジを見て…」とご注文下さる方が少しづつ増えてきました。大変ありがたく、うれしく思っています。
まだまだパソコン初心者なため、何かあった時の対応が十分にできないので、ご注文はFAXかお電話にてお願いしています。
また、これから夏にかけて、畑に出ることも多くなりますので、電話に出られないこともあると思います。
そんな時は、留守電に用件をお話し下さるか、FAX下さるとありがたいです。
アナログな注文方法でごめんなさい。
これからも、こんな「森のケーキ屋おおきな木」を、どうぞよろしくお願いします。