■我が家の太陽光発電(1)
暑い日が続いています。春の花にはしゃいでいたら、もう夏みたいでこれまた嬉しい。 先日の『太陽光発電』の講習会参加後、我が家は次々と太陽さんのエネルギーを取り入れた暮らしに変わってきています。
まず、パネル2枚を傾斜をつけて設置したこと。
季節によっていい角度があるようです。
それから、パネルにつないだコード類を部屋の中に引き込んだこと。これで、だいぶすっきり使いやすくなりました。
インバーターも大きいものに変えました。
太陽光は「直流」、ほとんどの電化製品は「交流」なので、直流から交流に変える必要があるのです。そして、大きいものだと、より沢山の電気を食うものも使えるというのです。
さらに、バッテリーを新しいもの(といっても、性能の良いバッテリーの中古品)に取り換えて、蓄電量を増やしました。太陽が出ていない時間にも、使えるように。
最初は、電話・パソコン・部屋の電気を太陽光にしてみました。
なんだか、電話から聞こえてくる声が輝いて聞こえました。
パソコンの画面も心なしか明るく、部屋のLED電球も暖かに光っているようでした。
インバーターを大きいものに変えてからは、まず、フードプロセッサーを動かしました。干しておいた赤じそで、「ゆかり」を作ったのです。
今までは、すり鉢とすりこ木でごりごりやっていたので、2時間くらいかかりました。ところが、なんと、30秒でできてしまいました。
それから、畑作業の一休みにブレンダーで「スムージー」を作ってみました。
自家製ヨーグルトとバナナ、リンゴ、氷を入れてガーすると、とろーりおいしいスムージーのできあがり。
「う~んおいし~♡」
もちろん、いままでどおり電力会社の電気でしても同じことなのですが、太陽のさんさんと輝いている光が電化製品の中を通って動かしている…と考えるだけで、嬉しくなります。
今朝も早々から、太陽の光が射していたので、チャンスとばかり洗濯機をに線をつないで動かしてみました。
写真では分かりにくいのですが、電力会社のコンセントでなく紫の延長コード(太陽光)につないでいます。
すると、15分後くらいに「ピーピー」という警戒音が。バッテリーの残量が少なくなったようです。あわてて電力会社のコンセントに差し替えました。
洗濯機はモーターを回すので結構パワーがいるのです。掃除機なども、どうやらもっと日が高くなってから使った方がよさそうです。
お洗濯やお掃除をする時間を太陽の輝きによって決める、なんてこと今まで考えたこともありませんでした。
でも、太陽の作ってくれる電気はとても貴重で、あるときには使うけれど、ないときにはなるべく使わないようにする、という気持が生まれています。
これまで、電気がある暮らしは当たり前だし、必要だから使う、と思っていました。電力会社から請求書が来たらその通り払うのが当然思っていました。
でも、こんな独占企業はほかにないのだ、と気づきました。どのお店にも必ず競争相手があって1円でも安く、良いものをと努力しているのです。
自分で作れば、大事に使いたいと思い、使い方も変わってきます。
今回独立型の太陽光発電を始めてみて、電気からも少しだけ自立できたようでうれしいのです。
つづく…