■レモンの香り
知人から、レモンがどっさり届きました。 ありがたいことです。年末には、この大きな箱2つ、みかんが届いていました。柑橘系大好きの我が家では、30kgものみかんを毎日せっせと食べ続け、ほとんどなくなった頃、このレモンが届きました。
知人の親せきがみかん農家さんで、なんでも、みかんの木にレモンを接ぎ木したものだそうです。そういえば、ほんわりとみかんのような香り。
それでも、やっぱりレモンはレモン。みかんのようにパクパク食べられるものではありません。
お鍋に添えたり、揚げ物に絞ったり、ホットレモネードを作って飲んだりしていますが、そうそう減るものではありません。
ちょこちょこ、お福わけもしていますが、まだまだあります。
痛まないうちに、と今日レモン絞りをしました。
まず、皮をきれいに洗ってから、ていねいに表皮をおろし金で削ります。
そのあと、半分に切ってていねいに手で絞っていくのす。
種や果実をざるでこして、少量づつ小袋に分けて冷凍保存します。
削った皮も、別にして冷凍します。
一つひとつ、単純だけど手間がかかります。けれど、味も香りも市販品とは比べ物になりません。手間をかける価値はあります。そして何より、お部屋中レモンのい~い香り♪
絞りたてのレモン果汁と皮を使って、さっそく人気の手焼き菓子『さくさくれもんちゃん』を焼くことにしました。
お店が始まって以来、かわいいお顔のついた甘酸っぱいこのクッキーは人気があります。
これは息子が3歳の時に描いた絵がかわいかったので、クッキーにしたものです。
以前は、ビン入りの国産レモン果汁を買って使っていたこともありますが、一度、自分で絞ったレモン果汁を使ってからは、それ以外は使えなくなってしまいました。
自家製粉の畑の小麦全粒粉入りで、点々と茶色の粒々が見えています。お砂糖は、茶色のきび砂糖を使っていますので色白ではなくてそばかすちゃんになりますが、それもご愛嬌です。
一つひとつ、目と口をつけて、最後に鼻は、手作りの甘夏ピールをちょこん。
みんなできたら、ニコニコ顔がいっぱいになって、こちらもにっこり嬉しくなるのです。
バターの代わりに一番搾りの圧搾法のなたね油を使っているので、あっさりさっくり軽い口当たりです。
焼き上がり~♪
寒い冬ですが、美味しい手作りクッキーで心から温まりませんか?
大滝直売所「ファーム453」に置いてあることもあります。直接お電話いただけたら、お送り致します。