■幸せな牛のミルクと、ミルキーブレッド
我が家では、牛乳は週1回とどきます。 牧場タカラの低温殺菌牛乳『幸せな牛のミルク』です。
牛乳は、牛の赤ちゃんのためのもの。人間は、それほど必要ではない、という話を聞いてから、牛乳を控えめにしてきました。そればかりか、最近は、その害もよく耳にするようになってきました。
人それぞれ、考え方や賛否両論いろいろあると思いますが、我が家は、この週1回の牧場の牛乳を大事に感謝していただきます。
今日も、牛乳が届きました。
娘は、牛乳が届くのを楽しみにしていて、受け取るといつもすぐに飲みたがります。
きょうも「牛乳ほしいなー」というので、温めてあげました。すると、おいしそうに飲んでから、
「あー♪」と言って床に転がり、
「おなかポンぽこりんのいっぱい!」
「ほっぺもあつくて、ま~るくなっちゃった!」
と、大満足の弁。
おいしく飲めてよかったね。
3・11以来、放射能の問題で、どこのどの食べ物安全か、よくわからなくなってきました。さらに、遺伝子組み換えや、農薬、添加物の事を考えると、なにを選んで何を食べてよいか、頭がパンクしそうになります。
やはり、中身がわからない(説明できない)ものは、できるだけ避ける。
地元のものを選ぶ。
外食はなるべく避ける。
などを心掛けて、あとは心を健康にしていれば、よくないものを採ったとしても、外に出してくれる力が働くのかな。と思っています。
森のケーキ屋おおきな木も、できる限り、自分たちがおいしいと思うもの、安心して使えるものを原材料に使っています。
そして、農産物のほとんどは、自家畑で育てたものを使っています。それは、「契約栽培」よりも、「有機マーク」よりも、安心できると思うからです。
自分でできないものは、なるべく近くで作られている、顔の見えるものを選びます。
こうして、集まった素材で作るものが、「おいしい」のは不思議ではないように思います。
今日も、『ミルキーブレッド』を焼きました。
牧場タカラのミルクを贅沢に使っているので、バターも油も入れません。うちの畑の麦と、てんさい糖の優しい甘さがミルクの風味とマッチした、子どもたちにも大人気のパン。
人間、生きていれば日々いろいろなことが起こります。嬉しいことももちろんあるけれど、怒ったり悩んだり、悲しい目に合ったり。。。
この年になっても、次々学びになることがわが身に起こってきます。そのたびに、落ち込んで、少し時間をおいて落ち着いて、前を向き直し、おいしいものができたとき、ああ、また一歩進めるかな。とおもうのです。
おいしいもの、今日も作れますように。