■ふきのとうの季節のお部屋かたづけ
先日、TVの取材を受けることになった日から、お部屋の片づけが始まりました。
今まで、子育て中は、1日中おっぱいあげておむつを取り替え…で終わっていたような感じでした。
何とかごはんとお味噌汁は作るけど、おかずなんて無理。お洗濯も、ふとん干しも、できるときに必死にやり、お掃除なんて一番後回し。
頂いた子供服や、ほかの小物の整理なんてできるはずもなく、ただ物置に積み重ねていたのです。。。
それが今回、取材まで限られた時間だというのもあって、結構思い切って物の選別ができました。子ども達にも手がかからなくなってきたこともあります。
サイズの合わなくなった子供服、靴、帽子、しばらく着ていない自分の服…これらは思い切って捨てる。
おもちゃ箱からはみ出したおもちゃたちは、子どもにも聞いてバイバイする。
大事に使ってきた鉛筆や色えんぴつの短いものは、ありがとうと言って捨てる。
今後読みそうもない本や、辞典類はリサイクルに出す。
たまった段ボールはたたんでリサイクルに…。
子ども達の作品は、写真にとってから捨てる。
普段から少しづつやっておけばよかったと思うものばかりですが、今やってみて、物を減らすこと、そして好きなもの、必要なものの中で生活することに喜びを見出しました。
始めてみて、おまけもありました…
「あ、あったー!」と思う嬉しい探し物が出るわ出るわ。使いたかったものがここにあるとわかるだけでこんなに嬉しいんですね。
さらに、そんな私を見てか、子どもたちも文句を言わずに洗濯をたたむようになり、きれいに自分たちのタンスへしまうようになってきました。
そして、つられるように連れ合いも、机を知人にもらってきたのをきっかけに、机の中と上の整理を始めています。
どんどんきれいになっていくお部屋。なんだかうれしい。
実際、本当に必要なものはほんの少しだけなのかもしれません。
つい、いつか使うだろう。もったいない、という理由で頂いて来たり、捨てられなっかたりしているのです。
トイレや、洗面所も毎日きれいにするように心がけてみたら、いつもきれいで気持ち良い!
きれいって、こんなにも心がすっきりするものなんですね。毎日、どこかをきれいにしたくなってます。
雪がどんどん融けて、ふきのとうや山菜たちがグングン伸びるこの季節が、この気持ちを後押ししてくれているのかもしれません。
…でも捨てた瞬間、誰かがまた何かをもらって来たり、拾って来たり、作っってちらかしたり。(涙)
まだまだ、断舎利には程遠い道のりです。
でもたのしく続けていこうと思います。
そして、その合間には季節のびんづめづくりをしています。部屋が広いと、山菜の下ごしらえをするのに、新聞を広げるのもらくらく。娘もよく手伝ってくれます。 「森のふきみそ」です。
敷地内の森で摘んだふきのとうと、種子島産の黒糖、圧搾法なたね油とごま油のみで味付けした、無添加おかず味噌。ちょっぴりほろ苦い春の味をぜひどうぞ。ファーム453で置いてあるほか、全国に向けて発送もしています。