■畑の天然酵母パンとズッキーニブレッド
天然酵母パンとの付き合いが始まって約1か月。 これが、また、いいんです。
種にエサ(粉)とお水をやって育ててやる。すると、ちゃ~んとパンを膨らましてくれるのです。
でも、毎回焼き色が違う。
ふくらみが違う。
食感が違う。
微妙に味が違う。
こんがり色に焼けた『ミルキースティック』
それが、おもしろいんです。
天然酵母はゆっくり発酵が進むから、パン焼きの日は生活ペースもそれに合わせて。
前の夜に仕込んだ生地を一晩寝かせ、早起きした朝に成形。
再度ふくらむまで、他の仕事をしながら待つこと数時間。焼きあがったら、さめるまで待って包装。
待ち時間が沢山あります。
以前も自己流の酵母で家族のために焼いていたけど、今回はパン屋さんの酵母を分けてもらって数年ぶりに再開。しかも、お客さんに食べてもらうものだから、毎回焼き上がるまでドキドキ。
でも、なんとかすてきに焼き上がるのです。
おおきな木のお菓子は、その時に採れる土地のものを使って焼く、というのが基本のテーマです。
デザートというより、ごはん代わりにもなるたべものという感じ。
パンもそんな感じ。毎日ご飯を炊くように、安心できる自分で育てた小麦を使って、あきのこないシンプルなものを焼いていきたいのです。
待ち時間に、今日は、畑で採れて採れてしょうがない「ズッキーニ」のケーキを作りました。
これは英語では「ズッキーニブレッド」と呼ばれて、パンの仲間です。しっとりしていて、甘くて、ケーキに違いないのですが、ブレッド、と呼ばれています。
うちの卵と、圧搾法なたね油入りでヘルシーです。
シナモンがきいてとっても風味豊か。軽食にもなります。
これがパンと呼ばれるゆえんかもしれません。
これらは、大滝直売所ファーム453にて販売します。
ぜひ、遊びに来てください。