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[2016.05.21]
■森のフロランタン~バターも卵もなしでおいしいわけ
フロランタンってごぞんじですか?  
 
 
これは、フランスの伝統的なお菓子。 
『フィレンツェの菓子』という意味でクッキー生地にキャラメルでコーティングしたナッツ類(多くはアーモンドスライス)をのせて焼き上げてつくります。  
 
おいしい物好きのフランスのお菓子なので、バターや卵たっぷりのクッキー生地をまず焼いて、さらにその上にバターとはちみつ、生クリームなどを入れて作ったキャラメルにナッツを混ぜて、先ほどのクッキーの上にかけ、もう1度焼いたものです。 


若いころから、濃厚でコクのあるものが大好きな私は、フロランタンが大好き。そして、以前はレシピ通りにバターやお砂糖たっぷりで作っていました。その方がおいしいから、です。 
 
でも、妊娠をきっかけに卵や乳製品をとれなくなり、それらを使わないお菓子作りに興味を持ちました。 
いまでも、ずっと、じぶんの好きなお菓子をいかにバターや卵なしでもおいしく作れるか、試行錯誤しています。そのシリーズは『ナチュラル手焼き菓子』として、大変ご好評いただいています。 
 
今回ご紹介するのは、その結果生まれた焼き菓子『森のフロランタン』。 
 
 
まず、クッキーにはバターは使わずに、自家製粉した畑の全粒粉を混ぜてコクを出します。 
 
 
それからキャラメルは、生クリームの代わりに豆乳を、お砂糖の代わりにメープルシロップを、そしてバターの代わりにココナツオイルを使います。(この時点で、原価無視です(涙))これで十分コクが生まれます。 
 
そして、ナッツはあえてアーモンドではなく、畑でとれたかぼちゃの種、くるみ、そしてごまをた~っぷり入れるのです。 
 
 
ナッツだけでなくシード(種)を加えることで栄養価もさらにアップ。種は命の源です。良質な油がお肌をツルツルにしてくれるでしょう。 
 
こうして焼き上げた森の香りのするフロランタンは、とってもヘルシー。罪悪感なしで、美味しい焼き菓子が食べられるのです♡ 
 
あなたの笑顔が見たくって。 
 
森のケーキ屋は、夏のような暑さの中、工房でさらに美味しいもの生み出してます。 
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森のケーキ屋おおきな木
森のケーキ屋 おおきな木
森のケーキ屋 おおきな木
ヨコハマ生まれの横浜育ち。大滝に最初に来たとき、自分の子どものころの風景と重なった。 
縁あってここに住み、つれあいと3人の子どもに恵まれ、好きなケーキ作り半分、畑半分の手作りの暮らしを続行中。 
安心素材を選んで、または自分たちで育て、小さな工房で受注生産。店舗はありませんが、ご注文のつど焼いて、全国へ発送しています。 
のんびり、日々の暮らしをつづっていきます。 
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