■近場で観光♪
みなさんはお友達が来たらどこへ連れてってあげますか? 伊達市には観光できるところはない!って思っていたので、いつもお友達が来ても他の観光地へ出かけていました。
先日お友達が来てくれたときも洞爺湖周辺観光を楽しみました。
そのお友達が聞きました。「伊達の名産品ってなぁに??」
私「え~~??魚とか野菜とかはいろいろあるけど・・・名産って・・・・?」
ママ「藍染めがあるよ。」
お友達「あらぁ~見てみたいわぁ」
ということで近場に行ってみました。
ここは『伊達市道の駅 歴史の杜』の「黎明観(れいめいかん)」です。
伊達のおみやげ物などがそろっています。ここに藍染めの商品が売られているので、それを見てもらおうかと。
お友達がおみやげ物など見ている間、奥のほうへ行くと「藍染め体験コーナー」があったのです。知りませんでした。
お友達が「一緒にやってみましょうよ♪」ということで初体験!!
ハンドタオルとかハンカチとかTシャツなどの藍染め体験ができます。
このときはハンカチを体験(550円)
まず自分が染めたい柄を選びます。
私は写真にある8番を。お友達は9番を選びました。
教えてもらいながらハンカチを折り、私は自分で選んだ模様の型をクリップでとめます。
この大型クリップは特注らしいですよ。
それからこれを水にぬらしてから・・・
この液の中に・・・
これは藍液(あいえき)というもの。
藍は蓼科(たでか)の一年草で、それを乾燥させ、発酵・熟成の行程を経て固形の「すくも」となるそうです。
でも、このままでは水に不溶性のためアルカリ性の液を加え水溶性の藍液とするそうです。
ここでは「天然灰汁発酵建て」という伝統的な手法を用いて作っているためこのブクブクとした灰汁が浮かんでいます。
見た目もすごいけど、この匂いがまた・・・・(是非体験してみてください)
この藍液の中でハンカチを浸け、折り目の中にもしみるようにユラユラさせます。
このときは3分を2回したかな??
このあと水洗いです。
それで終わり。ではないのです!
ビニール袋に入れて持ち帰り、家でもう1度水洗い(洗面器などに汲んだ水で)
そのあと水の中に24時間浸けておきます。
それから陰干し。
乾いたら、折り目がつかないように新聞などに挟んでクルクル巻きにして暗いところで1週間保存。
それでやっとこ完成です!
これが私の作品!
結構手間がかかるんですねぇ~。
ここでは木綿や麻のものなら持込で藍染めできるそうですよ。
シミがついて捨ててしまおうかと思っているTシャツやブラウスとか染めても素敵かも?
このハンカチ染めなら15分くらいで体験できます。
修学旅行など学生さんが体験でくるそうですよ。
この「藍染め体験コーナー」の横では『刀鍛冶工房』もありました。
ここでは人間国宝の方の門弟による刀剣製作を見学できるそうです。
いやぁ~伊達って何にもないかと思っていたけど、意外と見所がありますねぇ~。知らなかったのは私だけ??
この「黎明観」の裏にも見所が・・・
『宮尾登美子文学記念館』です。
ここは前から知ってるけど、行ったことはありませんでした。
少し前の大河ドラマ「篤姫」でも有名になりました。
宮尾登美子さんは1999年から2003年まで伊達市近郊にお住まいだったんですね~。
そのときは「宮尾本 平家物語」を執筆されたそうです。
この日は閉館時間も迫っていてゆっくり見れませんでしたが、時間があればじっくり見てみたいと思いました。
これこそ「灯台下暗し」?こんな近くに意外と楽しめる穴場がありました。
うれしい発見!今度まただれか遊びに来たら行ってみよ~っと♪
・・・って、皆さんは「知ってるよ!」情報だったかな?
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