■カラーリングを自宅でする方の毛髪の特徴
美容室でカラーリングをしている派ですが それとも自宅派ですか?
安くあげるから
美容室に行く時間がとれないから
自宅でするんでしょうが
美容室側からすると
「やめたほうがいいですよ!!」って
あたり前のようにアドバイスをします。
さて、なぜそのようなアドバイスをするのか?
って申しあげるとするならば
それは毛髪へのダメージがあるから・・。
という答えになります。
美容室でこんなことを伝えられた時って
ありませんか?
美容室のカラーリングと市販のカラーリングでは
何が違うんですか?という質問をしたとします。
すると美容室側はこう答えます。
「美容室が取り扱っているカラーリングには
トリートメントがしっかり入ってます」
という答えを聞いたことありませんか?
実はその答え、当たっているように感じますが
不正解です。
カラーリングの製造会社が
なぜ、ドラッグストアーなどに
粗悪なものを販売するでしょうか?
そんなことはしません・・。
基本的に、美容室に卸すカラーリング剤も
ドラッグストアーにあるカラー剤も一緒です。
というより、販売数は圧倒的にドラッグストアー
のほうが多いので数多くのカラー剤が
販売されているのです。
しかし、なぜドラッグストアーの
カラーリングをするとダメージがあるのか?
【その答えは簡単です】
まずは美容室でカラーリングをする場合
「前処理剤の塗布」をします。
【実はこれ超重要です】
無防備な頭皮に直接のカラー剤は
裸でハチの巣に飛び込むのと一緒です。≪笑≫
必ず、麗人では無防備にはしないのです。
それから重要なのは染めた後の待ち時間です。
実はカラーリングの箱を見ると様々ですが
早い染め粉で約5~10分って
書かれている染め粉や30分って書かれているものも
あることをご存知でしょうか?
実はこの時間を無視するとどうなるか?
実は毛髪は固くなりパサつきの原因を招くのです。
これが市販の薬品で染めているかたの最大の
ダメージの原因なんです。
最初に薬品を塗り始めてから
1時間以上薬品に毛髪をつけているようなら
もうだめです。
ましてや5~10分のはや染めタイプなら
「はいダメ―ジ一兆上がり!」という仕上がりになるのは
当たり前なんです。
そして後処理・・。
カラーリングの後の頭皮は過敏です。
せめて、頭皮の炎症を和らげる化粧水って必要ですよ・・。
カラーリングは熱処理によって染め上げます。
軽いやけどの跡のようになるのが
カラーリング剤<酸化染毛剤>なんです。
そして約1週間から10日するとかゆみが出たりします。
実はそれは頭皮の見えない傷が治りかけてきて起こる
「かゆみ」なのです。
よくお客様に白髪が伸びてくるとかゆくなるって人がいますが
実は、頭皮の炎症が収まるときのかゆみなんだ!
ってことをご理解ください。
それから
残留アルカリの処理
過酸化水素の残留
これがまたまた重要なんです
これは一般家庭ではすることはできません。
そんな事を考えると美容室で行っている
カラーリングはどうなの?
自分が行っているサロンはきちんとやっている?
って疑問も生まれてくるかと思います。
もしやっていないサロンがあるとするならば
残念ですが、髪のことを理解していないサロン
って言っても過言ではないかな?
【安かろう?悪かろう?】
美容室のカラーリングは美容室にとってはいい収入源です
しかし、ダメージさせてお客様を帰してしまうのは
生涯のお付き合いのできないサロンになってしまいますね。
また、昨今毛髪の薄毛に悩んでいる方が増えてきております。
いろんな原因のあるなかに
カラーリングも一因があるってことをご理解ください。
【前処理】
↓
【染時間の厳守】
↓
【後処理】
この3つの行程をきちんと行っていると
ほぼほぼダメージはしにくくなるんですよ!!
ぜひ、美容室で染めてください!
髪は長ーい友達ってCMで昔言ってましたよね≪笑≫
今日はカラー剤の雑学でした!!