■今後の業界<美容業>に起こりうること
興味のある方ならご存知かもしれないが QBハウスという美・理髪店が
来年の2月より1200円の料金になり
「1000円カット」という言葉から
「1200円カット」という言いずらい言葉になるようだ≪笑≫
人手不足によって美容師や理容師の確保が難しく
人手を確保するためには高給で雇用していかないと
確保ができなくなってきているようです。
しかし、あのニュースを見て感じたことだが
人件費が毎年のように上がっていく最低賃金を考えると
無理もない話でしょう!!
ただ組織が大きくなると机上で計算する人たち<事務方>が収入面の計算をして
やれ売り上げを上げろ
宣伝をして客を集めろ的な発想になっていきます。
しかしそこには現場の人たちの大変さを
理解しなくなってきているのではないだろうか?
ということが考えられます。
当然のように今後、
QBハウスだけに限らず
どこのサロンであろうと利益を上げていかないと
人件費に売り上げがとられてしまい
収益が減っていくことが考えられます。
また、15分で1000円という過酷な労働
技術者は皆
使い捨てになっているのでないだろうか?ということも考えられます。
だから、高齢の方が働けないのは
15分で1名をこなす体力がなくなり働けなくなってきていることが考えられるのです。
まぁ!働く人も高給に目がくらみ働くわけだからしょうがないんのだが・・。
この業界適正価格ってあるようでないのが
この業界です。
美容組合という組合が各地域の平均値の価格を計算して価格提示をしていることで
それに伴い価格が決まっている感はあるが
実は美容に限らず
手仕事の価格って
その人の想いが価格になっているってことを知っていてほしいです。
しかし組織がおおきくなると
組織の想いが価格を作り
そこに集まる技術者が組織の想いに従い
働くという図式があるだけなんですよね・・。
さて、この業界に限らず
すべての価格上昇がおきます。
100均ってことは消費税を考えたら110均になります。
100均のパートさんも給料が高くなるから
100均の値段も100円だった商品から150円商品が多くなるかもしれません。
すべてが企業努力をして利益少なめの価格提示をしてきたわけだが
それも、ここ1.2年で大きく変わっていきます。
そして、ネット販売、個人売買の売り買いにも大きな展開があるのではないだろうか?
と感じております。
そうそう!!
QBハウスの話に戻るが
例えば麗人で1時間で一人カットをしたとしよう
8時間労働で8人のカットの方のカットをしました。
その人数をQBハウスで同じ料金をいただくには
32人にしないといけないといけないのである
20代 30代ならできただろうが
身体が続きませんわ≪笑≫
同じ職人としてつらいだろうなぁ~って感じる
今日この頃です・・・。