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[2015.07.02]
■おかえり、ねずみのおかあさん
週末二日間の楽市楽座が終了し、  
ほっと一息のてんねんやです。  
 
実は楽市前日に救急に行けと先生から言われて、  
行ってはみたものの  
栄養と休養と安静、と言って戴きながら  
二日間の店とステージに穴を開けるわけにいかず、  
ここ10年来ほとんど飲んでいなかった薬を6種類ものみながらのジャンキーなイベント出店でした。  
 
ラストだし、お世話になっているし、  
ステージの仲間は練習して楽しみにしてくれているし、私も楽しみだし、  
この後その分とり返して休むから、  
身体さんどうかお願い!といって参加しましたが、  
人間気力で何とかなるところがかなり大きく  
病っているところを知っている身内にフォローいただきながら、ライブも5曲歌いきりました。  
 
出会ってからひそかにファンだったとーるさんが  
ラストソングのwe are the worldにギターで入ってくださり、感激!いい音残っています。  
体調が戻って編集したらアップしますね。  
 
今日は座ってする仕事は少しならできるので、  
昨日のビックリをシェアしたいと思います。  
 
昨日、小雨が降って肌寒い日だったので、  
息子が学校に行く際、白いポロシャツの長袖があるが聞かれました。  
 
確か納屋に  
いただいた男もののシャツがあったはず、と、  
日中の体調と晴れ間を見て納屋のダンボール箱を確認していました。  
 
すると、かさかさ、という小さな音がして上を見ると、姫ネズミが梁の上を開いている。  
 
私かなりがさがさとダンボールを動かしていて、うるさいはずなのに、気にする様子もなくちょろちょろと歩きながら、あるダンボール箱の取手の穴から中に入って言って出てきません。  
 
箱を見ると、かぶと、と書いてある。  
五月人形のかぶとが入っている箱です。  
これは、かじられるのはよろしくない。  
ちょっと移動して戴こうと思い、  
箱ごと外に持ちだして、少し離れた道路向かいのところでふたを開けて、ネズミに逃げてもらおうと思いました。  
 
案の定、ふたを開けて至近距離で私を見た途端、姫ネズミはぱっと箱から出て行きました。  
中には、ボロボロにぢぎられた紙と、ミズナラの枯れた葉っぱがたくさんきれいに丸く巣になっている。  
 
おお、すごいなあこうやって巣を作るんだなんておもいながら、かぶとを取り出し、無事を確認したら、  
中で動くものがある。  
 
小さい。一つじゃない。  
 
恐る恐る紙をよけてみると、  
何とねずみの赤ちゃんが!!!  
 
 
しかも5,6匹はいる。  
しかももまだ眼もあいていない。  
 
 
これは大変なことをしてしまった。  
この子たちはお母さんがいなければ明日にでも死んでしまう。目が開いていないしお乳しか飲めない。  
お母さんがいなければ夜の寒さも耐えられないかもしれない。  
 
お母さんネズミは逃げてしまったし、  
警戒してもう戻ってこないかもしれない。  
 
どうしよう。  
私は心で謝りました。  
 
これは本当に申し訳ないことをしてしまった。  
まさか子供がいるとは思わずに  
子供の命にかかわることをしてしまった。  
ネズミのお母さんに悪いことをした。  
同じ子供を持つ身として、  
私が同じことをされたら我が身を引き裂かれる思いになる。  
 
ネズミのお母さん、  
この箱をそのまま元の所に返すから、  
わたしたちは悪いことはもうしないから、どうか戻ってきて赤ちゃんにおちちをあげてくださいと。  
 
そう心で強く思った後  
こっちだよ、と見えないところに隠れたお母さんに届くようにゆっくりと歩き、納屋の元の位置にダンボールを置きました。  
 
と、その時です。  
 
同じ姫ネズミが、梁の上を歩いて、違うダンボール箱に入りました。  
 
うちの納屋はネズミの団地にでもなっているのだろうかと思ったら、その箱から出て、私が今戻したダンボールの中に入りました。  
 
中では、移動で壊れた巣をこまめにかさかさとなおす音がします。  
まさかあのお母さんが本当に還ってきてくれたのかしらと思い、息もひそめ、手も止めて様子をうかがってろいました。  
 
2、3分して、音がやみ、静かになりました。  
母のカンとして、おっぱいタイムなのでしょう。  
 
どうやら、この子たちのお母さんに違いないようです。こんなことがあるのですね。  
 
てんねんやは、スズメバチがお願いを聞いてお引っ越しをしてくれたり、本当にびっくりするようなことが多々あります。  
今年は、とうとう女王蜂が家のまわりに来ないでくれました。  
 
その代わり、堆肥の山に彼らの好きな発酵した果物を差し上げます。時には甘いジャムがこびり付いた部分や、以前にも書きましたが砂糖の袋でどうしても取れない部分を外でまき散らして、虫さんたちに食べていただいています。  
 
昔の人は、畑の収穫物の何分の一かを畑に残して、  
土地神さまや同じ土地で生きる生き物たちに分け与えたそうです。  
だから、畑の被害も少なかったと、実話で伺いました。  
 
私もそうありたいので、色々試しています。  
通じる時もあれば、そうでない時もある。  
 
でも同じ生き物で同じ命、  
こちらが自然であらば、彼らも自然として受け入れてくれる。  
 
鳥が唄っている中で、私も唄います。  
無心で唄うときは、鳥は私に構わず唄い続けます。  
 
わたしの中に何かあるとき、  
鳥は警戒音を発して飛び去るときもあります。  
 
おばあちゃんになる頃には、もっと邪念が少なくなって、鳥や獣に逃げられないような、自然な人になりたいです。  
 
さ、薬が切れる前に、身体のメンテナンス。  
私にとって、安静、は無理やりしないとできない(笑)  
 
これから新しいプロジェクトが始まるので、  
万全にしておかないと。  
なので、今日はここまで。  
 
皆さまもどうぞ、  
ひとを大事にするようにご自分もご自愛くださいませ。  
 
て、わたしか、それ;;  
 
 
今日の一枚はこちら  
 
こちらも青い支笏湖です。  
この青は、落ち着くらしいですよ。  



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この地で育った酵母で熟成し焼きあげた天然自然なお品たち 
 
 
 
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