■芸術的な蜂の巣と里山の庭仕事
一昨日のこと。 雨があがったので、いただいた野菜の苗を庭におろしました。
トマトたちはハーブの間に降りていただきます。
まだ苗が小さいので、支柱だけあるみたいですが、
足元に沢山咲いているラミウムが、蜜蜂を呼んでくれるので、実成りが良くなりそうです、
去年挿し木した下野「しもつけ」が、勢いづいてきたので土に降ろしたくて、今日やっと場所が決まり、玄関先の道路側の一等地に配置されました。
この低木の方々は、秋口に綺麗なピンク色の細かい花を頭頂につけます。
株のてっぺん全部がピンクになるので、可愛らしくて大好きで、増やしたかったのです。
残りのトマトの苗をどこに降ろそうかと庭を歩いていたら、脱皮したばかり?のセミに遭遇。
ちょっと待ってよ変態中でしょ❗と突っ込みされそうな気がしましたが、このようなお姿初めて拝見したので、失礼してびっくりシェアです。
なんかまだすごく幼虫っぽいですね。
峠から移植したエニシダが今年も花盛りです。
混植したアロニアも、ちょっと遅いですが新芽が出ています。去年の実がまだついていますね。
苗たちをおろしてから雨続きなので、根付きはばっちり期待できそうです。
納屋の入り口の上に、蜂の巣を発見。
様子をうかがってみましたが、蜂の気配がしません。
出入りもないし、見張りもいない。
棒でエイッとつつくと、ぼろっと落ちてきました。
念のため超速で走り去り(笑)遠くから見ているとやはり動きがないので、近くに寄ってみました。
芸術的な外観。規則正しい文様です。
何の蜂の巣でしょうか。
中は二階建て?になっています。美しい~。
なんだか小宇宙、cosmosを感じます。
ちょっとガウディの建築物に似ているような。
裏側はこんな感じ。
綺麗。
持った感じはパルプのようで、軽く、紙風船にも似た感じです。何層にもなっているのである程度の質感はありますが、ふんわりした感じ。
この縞模様も、あの小さな方々がみんなで縞模様の順番の間違いもなく作り上げるのだから、すごい。
誰か一匹でも、自分はこうやりたい、もっとここはこうしたい、なんていう考えを出したらできないであろう見事な団体作業。
エゴのない、生命体の一つとして一匹一匹がそれぞれの細胞のように機能する、自然の共同作業は、このような芸術を生み出すのですね。
蜂の巣を見ていて、自分も人、という社会の中で、地球という生命の閉鎖系の中で、やるべきことがあり、他の誰でもない、私のはまるべきところがある。
みんなそれぞれ、担当のように任されていることがあり、他の誰かでは変わりはできない。
似ていることをしているようでいて、誰一人として同じことをしてはいない。その、摩訶不思議さ。
本当にこの星は妙なる世界だなあと、
落っことした蜂の巣を見ながら、深く深く地球を思っておりました。
さ、次のすべきこと、しましょう。
命あるうちに、命燃やして。
渡島でちょっと大きな地震もありましたね。
今日の無事を感謝します。大事に生きよう。