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[2013.06.10]
■オーガニックとフェアトレード
ちょっとご報告が遅くなりましたが、 
6月6日、伊達梅本町の天花地星さんで 
出張焼き立て感謝祭をさせていただきました。 
 
心地よい音楽の流れる中、 
フェアトレードやオーガニックなものたちに囲まれた空間は気持ちいい* 
世界中大切だよ~って空気が満ちてる感じ。 
 
玄関入って正面にスペースを戴いて陳列。 
甘夏たちは玄関横に。 
 
今までブログには書いたことがなかったのですが、 
オーガニックやフェアトレードについて、 
皆さんご存知でしょうか? 
 
てんねんやが店を始めた10年前よりは 
だいぶ認知されつつあるかとは思いますが 
まだまだ一般的とまではいかない大切なことを 
この場をお借りして少しご紹介したいと思います。 
 
てんねんやで使わせて戴いているドライフルーツや 
ナッツは、全てフェアトレードのものです。 
言葉の通り、フェア(公正)なトレード(貿易)。 
 
簡単に言うと、先進国の企業や個人が発展途上国といわれる国々の農産品や製品を、貨幣価値の違いを考慮せずに廉価で取引し、高く販売して利益をあげ、 
生産者は働けど働けど・・・という形の不公平貿易に対し、公正な貨幣価値のもと生産者の方々にきちんとした利益があるよう取引をする貿易のことです。 
 
詳しいことはネットで検索するといくらでも出てくるくらい、今ではフェアトレードの品を扱うお店も増えてきて嬉しいことです。 
 
正直まだ、フェアトレードの品はそうでない品に比べて価格的にはちょっと上かもしれませんが、 
安い品を買ってこちらは喜んでも 
つくってくださる地球の反対側の方々がつらい思いをしていたら、私は心穏やかではないので、 
自分で選べる時はできるだけフェアトレードのものを選んでいます。 
 
オーガニックについても同様で、 
無農薬、有機栽培というのは地球にも生き物にも、 
つくる人にも戴く人にもやさしいのです。 
 
きれいで虫食いのないお野菜をつくるために、 
農家の方々はご自分の健康を害しても薬をまく。 
 
自分で畑を耕して初めてわかることですが、 
すべての生き物はみんな繋がって連鎖しています。 
アブラナ科のお野菜は虫たちも大好き。 
キャベツやブロッコリーは蝶たちのの揺りかご。 
 
ちょっと前におばあちゃんたちが作っていた畑のお野菜は、形もバラバラだし穴もあいていて、 
にんじんや大根も二股だったりたこ足だったり、 
人と同じで均一なものなんてありません。 
 
つくって初めてわかる、農家の方々の大変さ… 
そして労苦なく戴けるありがたさ。 
形のそろっているのがどれだけすごいかとか 
実感できるので、小学校の農園なども素晴らしい経験ですよね~。 
 
沢山のお野菜を大規模で作り、ある程度の品質を求められる今の農業の中では、無農薬なんてなかなかできないのはよくわかっています。 
農薬のお蔭で、化学肥料のお蔭で、 
安定して収穫でき、沢山の人が飢えや飢饉から解放され、今の豊かさにつながってきたのもよくわかっています。 
 
オーガニックを口に出すと、逆に慣行栽培の農家さん 
からひかれることもありました。 
今、私は感謝しています。 
慣行栽培にも、オーガニックにも。 
 
これから、100年、200年後を考えたとき、 
私はいろんな農法があって、 
つくる方の戴く方も自由に選べて、 
もっとたくさんの人が自分の食べるものをつくり、 
第一次産業にかかわる人々が増えて 
食糧自給率も上がり、農家さんの高齢化も後継者不足も解決して、就職難もなくなり、 
クリーンで健康でかっこいい農家さんが増えて 
(今増えてますよね~!素敵!) 
安心で安全で、人にとっても地球にとってもいい食べ物が増えたらいいなと思うのです。 
 
鉄腕DASHでTOKIOの皆さんが農業を始めた時は感動しました。時代は変わった~!と(笑) 
来た来た来た~!!!って感じでした。 
今は子供たちがDASH島が好きで見ていますが 
出張DASH村で明男さんを見るたびに勝手にうれしくなっているてんねんやです。 
うちの娘は、CMで普通のTOKIOの方々を見たとき、白タオルしてないのが不思議だったと言ったので大笑いしました。そのくらい似合ってますよね~ 
 
話はかなりそれましたが(笑) 
自給菜園、家庭菜園もかなり増えていますし、 
そうなってくると自然に野菜の味にも肥えてきます。 
 
とれたてのものの美味しさに目覚めて 
地産地消がどんどん増えてビタミンやミネラルたっぷりのみずみずしい食卓が増え健康も増え、 
おまけに運送に使う化石燃料やCO2の削減にもつながって温暖化防止にもなったり 
 
旬のものの美味しさったら他にないから 
自然に季節に合った野菜の食事が増えてまた美しく健康になったり 
おまけに家庭料理が美味しくて一家団欒が増えたり 
そうしたら家族仲良くてしあわせで少子化にも歯止めがかかったり(ちょっと飛びすぎ??) 
 
てんねんやの頭の中にはこんなことばかりいつもあって、その延長でこういう食材でこういうぱん屋をしているわけです。 
 
確かにフェアトレードもオーガニックも今はまだ高めかもしれませんが、その分医療費は子供たちも含めめちゃくちゃ少ないかもしれません。 
それよりも、見えないところで大きく違っているのではないかとと思います。 
体の中で、地球の裏側で、ミクロの世界で。 
 
なんだか10周年を機に、今までの事を振り返ることも多く、つい長く書いてしまいましたが 
つまるところ、目指したいのはしあわせな世の中です。それだけ! 
 
天花地星さんに行ったお蔭で、 
また思いを新たにすることができました。 
感謝です! 
 
みなさんもぜひ地球の裏側にも関心してみてくださいね~。 



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