■またまた屋根の雪下ろし。息子の底知れぬ体力!
沢山、降りましたね。日本列島。
被害にあわれた方々に心からお見舞い申し上げます。
北海道も荒れました。
ちょうど中山峠を通ったてんねんやは、ホワイトアウトで前が見えないのを何とか運転して帰ってきました。先導車も、対向車もない時はどこが道路かもわからなくてブレーキを踏むこともあり、吹雪は年に何回か経験することは言えども、やはり緊張します。
うちに帰ってくると屋根が!
屋根の雪が2倍の厚さに!
クリームがかかったようにとろりんとこんもりと。
これは降ろさないと、これ以上積もったらよろしくないので、札幌帰りでついていきなり雪かきです。
ちょうど小5の息子が午前授業で帰ってきており、
二人で雪かきをすることにしました。
登ってみると、思ったよりも大変。
何と80センチくらい吹き溜まっているところもある。長靴も効きません。歩くだけで中に雪が入ってくる。雪が太ももまであるのですもの。
幸いやわらかい雪だったので、ダンプでどんどん落とすことができ、二人でがつがつと落として行きます。
途中、濡れた靴下を替えにいき、ついでに息子と私の口にぽいとチョコレートを入れて、再度屋根の上に。
結局2時くらいから6時に中学生の娘が帰ってくるまでかかり、ぜんぶの雪を下ろし終えました。
汗だくです。
息子もよく文句も言わずに手伝ってくれました。
一人でしていたら、きっと終わらなかっただろうなと思います。身長も157センチくらいになってきた息子は、大変な戦力です。
先日の大滝のスキーマラソン大会で、8キロに出場した息子は、大人も交えての130数人中7番という恐るべき順位を余裕しゃくしゃくで成し遂げました。
中学生の姉を途中で抜き去り、お先~といってすいすい。姉の悔しがること!彼女も結構早いのに。
そしてまだぜんぜん余力があったそうです。
どんな体力なの~
大滝で生まれ育ったこの方は、
泥まみれで育ち、1歳の時に軽トラックの荷台から飛び降りるという無茶をし、畑のにんじんを抜いてそのままかじるのが一番旨いといい、畑に大穴を掘りその上を自転車でレースのように走り回り、自分の背よりも長い鍬を持って芋を掘り、2歳から屋根に上って雪かきをしていたのです。
好きなように、やりたいようにと出来るだけさせていたら、このような脅威の体力の方になりました。
田舎暮らしは、手間と体力がいります。
「家困窮すると それを助ける子が生まれ
国困窮すると それを助ける聖人が生まれる」
中国の故事は、ここでも真でありました。
さて、国も困窮しています。
世界も困窮しています。
それを助けるのは・・今生きている私たち。
何を選んで生きていくか。
どこに焦点を当てて生きていくか。
何をして、何をしないか。
人として、この世界に何を残せるか。
未来に、何を残すのか。
毎日考えて、
改善点を見つけて
毎日改める
その繰り返しで
未来はきっと変わってくるのかなと
雪かきに息を切らしながら思いました。