■またまた「足ジャケ」,ヨーロッパより到着!(試聴できます)。
またまた足ジャケ,「クール・ストラッティン」。DVD-AUDIOで。
中身はこんな感じです。
DVD-AUDIO仕様なので,画像もあります。
以下は超ツマラナイ駄文なので,スルーして,最後の「ディープ・ナイト」を試聴してください。素晴らしい演奏です。
解説を見ると,ブルーノートレコードの「厚意」により,マスターテープを借り受け,無圧縮でハードディスク録音,DVD−AUDIOなので,無圧縮のままディスク化,ということらしいです。
最近のブルーノートのCDは,二度の廉価盤発売と録音当時のエンジニア,ルディ・ヴァン・ゲルダー(以下RVG)のリマスター盤の二極化ですが,
これは2000年発売で,予想としては,マスターテープはさすがに貸したりは,むやみに再生したりはしないので,
RVGのリマスタリングのときに,RVGが手を加える前のものをディスク化したのではないかと思います。時期的も。
DVD−AUDIOはSACDとの競争に負けて,もう消滅しつつありますし,SACD自体もあまり盛り上がっているとは思えませんが,
我が家のユニヴァーサル・プレーヤーが対応しているので,購入してみました。
RVG盤と比べると,意外とすっきりとした音です。
80年代のCD初版に近い音と思います。
考えてみると,RVG盤は,
録音もRVG,リマスタリングもRVGなので,
「RVG×2」という感じで,
作品にもよりますが「超濃厚」という感じで,好みが分かれると思います。
まあ,RVGの刻印のある60年代のレコードは,
録音もカッティングもRVGなので「RVG×2」ですが・・・。
で,DVD−AUDIO盤は,まずソニー・クラークのピアノがセンターよりかなり左寄り,というところから違います。
RVGがセンターに持ってきたのでしょう。
しかしマルチトラックのレコーディング技術のない時代のマスターテープをどのような技術でそうしているのか・・・。
左寄りのソニクラ,ほとんど右からしか聴こえないフィリー・ジョーのドラムの対象が興味深いです。
そしてピアノのマイクからドラムを,
ドラムのマイクからピアノを,
少しずつ拾っており,
この盤ではそれが明確に捉えられているので,スタジオの奥行きや左右の広がりを感じます。
特にラスト,「ディープ・ナイト」の8分あたりからのドラムソロは左右から立体的にバスドラの音が聴こえて凄い迫力です。
しかも自然な感じで。
(「ディープナイト」はYOUTUBEから試聴できます)。
くだらぬことを長々と書いて恐縮です。当院の説明はこちらから。
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