■足揉みで治療効果の高い疾患(2)「便秘」
先回からのお知らせに引き続き, 病院を受診しても検査機器にその不調が現れにくい疾患
について,その対策と,足揉みの効果について,書いて行きます。
今日はその2回目。
「便秘」
を取り上げます。片頭痛に引き続き,この症状も
女性の患者さんが圧倒的に多いです。
なぜでしょうか。女性には,月経や排卵があります。この月経前に便秘になる女性も多いと思います。便秘になる原因として,
月経前は黄体ホルモンが多く分泌される時期だからなのです。
具体的に説明すると,黄体ホルモンが多く分泌されると,腸のぜんどう運動が弱くなります。ぜんどう運動が弱くなると,筋力が低下し便意が無くなってしまい,便秘になりやすくなってしまうのです。
足揉みでは,このことを踏まえて,施術をします。実はこの「便秘」,
ほとんど
左足の足揉みので,
良い方に向かうのです。事実,左足を終え,右足の指圧に移るときに,
「ちょっとトイレに行ってきます」
といった方もおられました。
まず,男女共通して,
「下行結腸」と「直腸」と「肛門」
の反射区を強く揉みほぐすことによって治していきます。これは,すべて「左足」にある反射区です。
さらに女性の場合,
「卵巣」「子宮」「腓骨筋」
の反射区を入念に指圧することで,かなり早い改善が見られます。
なお,これらは,
「生理痛」「生理不順」
にも効果的な反射区です。便秘でお悩みの方はぜひ足揉みをお試しください。
次回は