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[2012.07.11]
■「いい音」って何でしょうかね・・・。

「いい音」って何でしょうね・・・。

これはなかなか難しいことだと思います。 
正直,これはオーディオ,音楽ファン,一人一人に答えがあるように思います。 
ここで敢えて「良い音」ではなく「いい音」と書いているのは理由があります。 

「良い音」=正しい音,原音に近い音

「いい音」=気持ちの良い音,GOODな音

という「住み分け」です。 


お客様の中に真空管アンプの音を楽しんでおられる方が何人もおられます。 
わたしも足揉みの際,またプライベートでも,何度か聴かせていただきましたが,その滑らかで澄み切った響きに,正直,感動しました。 
真空管アンプの音の, 
暖かく,しかも, 
しっかりと自己主張するサウンドは「音」の一つの究極だと思いました。 
 
わたしが目指している「いい音」は・・・。 
 
何人かオーディオ友に音を聴いてもらい実感したのは, 
わたしが目指しているのは, 

「疲れる音」ということです。

皆さん疲れるようです。 
特にシンバルの音にそのことを求めます。 
真空管アンプがシルクだとするとわたしの好きな音はコットン,いや分厚い麻袋のような肌触りでしょうか。 
カラーはどちらかというとモノクロで濃淡がはっきりとしており, 
「冷たさと熱さが同居するような音」でしょうか。 
今日たまたま聴いた2枚はその代表です。 

左はロイ・ヘインズの名盤「ウイ・スリー」。

1曲目「リフレクション」のドラムソロのシンバルは炸裂していて, 
耳から入って脳に突き刺さるようでなければなりません。(済みません。あくまでも例えです)。 

ケニー・ドーハムの「静かなるケニー」

1曲目「蓮の花」のアート・テイラーのドラムは「静かなる」どころではなく, 
やはり張り裂けるような感じで聴こえないと満足できません。 
 
疲れを癒すはずの音楽に「疲れ」を求めるというなんという矛盾・・・。 
 
真空管アンプマニアの方を何度かこの狭い屋根裏部屋に招き入れて音楽を聴いていただいたことがありました・・・。 
この狭い空間で2曲ほど辛抱して聞いてくださり, 
ご自分の理想とは程遠い音であり,しかも「悪い音」とは言えない優しさも持ち合わせておられるので, 

「風流ですな・・・」

とおっしゃいました。 
あるいは 

「FOOL YOUですな・・・」

だったのかも知れません。 
 
この狭い空間で,一歩間違えるとガラクタに転落しそうなオーディオ機器で, 
個人的「いい音」を目指すのは面白いものがあります。 
 
ともあれ,「いい音」は人様々なので, 
こだわっている方々(友人たち)の音は, 
どれも傾聴に値する音だと思っています。 
 
個人の考えをだらだらと書いてしまいました。 
参考になりますかどうか・・・。 
 

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中国足心道足揉み伊達療術院
中国足心道足揉み伊達療術院

わたしのプロフィールです。

↓↓ 

昭和40年,豊浦に生まれる。

幼少時代を大滝,伊達,室蘭で過ごす。

神奈川,札幌で,印刷,デザイン関係の仕事に従事。

平成13年,健康の大切さに目覚め,中国足心道療術院会員となる。

その後,マレーシアにて3年間居住,マッサージの修行。

帰国後,再び当地に開院。

 

唯一無二の趣味は音楽。

2011年,知る人ぞ知る(知らない人はだ~れも知らない)夭逝のジャズ・ピアニスト,ソニー・クラークの完全コレクションを達成する。

 

上の写真はソニー・クラークの歴史的な名盤「クール・ストラッティン」(1958年)。

ジャズ喫茶華やかかりし頃,このレコードが掛からない日はなかったことでしょう。

「クール・ストラッティン」とは英語で「気取って歩く」,「軽やかに歩く」と言う意味があります。

皆様がこの女性のように町を軽やかに歩けることを願いつつ,わたしは一生懸命皆様の足を今日も揉み続けます。

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