足揉み仮想ジャズ喫茶

暑さもやっと収まってきましたね。 
やはり北海道の夏は短い・・・。 
今週のＢＧＭはＪＵＪＵのジャズアルバムです（試聴できます）。 
 
 

ＪＵＪＵの「デリシャス」です。

ＪＵＪＵはまだまだお若いジャズ「も」歌える歌手， 
などと認識していましたが， 
実は当初はジャズシンガーを目指し， 
１８歳で単身渡米し，レッスンに励んでいたとのこと。 
Ｒ＆Ｂ，ポップチャートを賑わす人気歌手となりましたが，根っこにはちゃんとジャズの心があります。 
何と言ってもＪＵＪＵというお名前は， 
ジャズサックス界の巨人，ウェイン・ショーターの名盤「ＪＵＪＵ」から取られています。 
「笑っていいとも」に彼女が出演したとき， 
ジャズ通のタモリさんも芸名の由来を聞いて， 
驚いていました。 

ところで，このアルバム，ジャケットといい，中身といい，遊び心いっぱいです。

ジャケットのタイトルのデザインが，わたしの大好きな「クール・ストラッティン」にそっくり。

 
またアレンジも往年の名盤にそっくりのものがあります。（そのまんま？） 

ＪＵＪＵの「帰ってくれれば嬉しいわ」を試聴

ヘレン・メリルの「帰ってくれれば嬉しいわ」を試聴

これは「まねている」というよりも，この曲にはこのアレンジしかあり得ないという彼女の「敬意」なのだと思います。 
（下の写真はヘレン・メリルのキタラ公演の際にサインをいただいたもの）。 
ヘレン・メリルは大の親日家で１９６６年から７２年まで京都に住んでいました（日本語で声をかけても大丈夫）。 
ＪＵＪＵは子供のころ，京都に住んでいたということですので，何かの「縁」があったのかも・・・。 
 
では今週もよろしくお願いします。 
 

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