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[2012.09.04]
■FMびゅーを聴きながら,病気の方にどのように声を掛けるかを考えてみる。
FMびゅーの開局はうれしい限りで, 
わたしが高校生だった頃(当時は長和に住んでいた), 
FM北海道が開局した時のワクワク感を思い出し, 
今も聴いております。 
長和から札幌に向けてアンテナを張りましたが入りがイマイチ, 
でも雑音の中から僅かに聴こえる放送に興奮したものです。 
 
我が家のFMチューナー(1968年製)です。 
↓↓↓↓ 



YAHOO!ブログの中に,小さなFM局が存在していました。(FMびゅーより遥かに遥かに小さい)。 
わたしの中ではとても大切な放送局です。 

周波数は36.4MHz。

放送局の名前は『ブログFM「エアー体温」』。

唯一のDJは「DJサンチョ」。

ブログ内で「★無菌室からしゃべりっち★」という番組を「放送」していました。

こちらからご覧いただけます。

白血病の治療,移植に果敢に挑みながら,無菌室から,DJスタイルでジャズの名曲を紹介, 
そして病状や治療の状況を実況し続けてくれていました。 
周波数の36.4は,彼の平熱だと思われます。 
 
彼のブログには,たびたび訪れ,コメントしていました。 
 
わたしも海外での「修行」に限界を感じていた頃で, 
結構,力づけられていました。 
 
あまり病気のことには触れず, 
もっぱらジャズに関するコメントばかりしていました。 
ビル・エヴァンスのこと,ハービー・ハンコックのこと,ソニー・クラークのこと,コルトレーンのこと・・・。 
 
2009年10月1日をもってブログの更新が途切れました。 
そして彼自身のコメントも翌日,途切れました。 
その最後のコメントで若干心配になり,初めて「お見舞い」を内緒コメントで差し上げました。 
僕と彼のコメントに病気の話は似合わないので, 
たくさんの音楽とオーディオの話題に紛れさせる感じで「お大事に」と。 
サンチョさんはすぐに内緒コメントをくださいました。 

「そういう病気とは無関係のコメントが一番励みになったよ~」(原文のまま)。

今考えると 

「なったよ~」

と過去形だったのですね。 
きっとブログを更新する体力,気力が残っていなかったのでしょう。 
彼は翌2010年の2月,亡くなられました・・・。 
てっきり移植治療がうまく行って, 
無菌室ブログは卒業?などと思っていた矢先でした。 
 
重い病気の方にどのように声を掛けたら良いか, 
どのように力づけたら良いか, 
「もうすぐ良くなるよ!」と軽く言えない人にどのように声を掛けるか・・・。 
これは病気と死がある限り,人の永遠の課題かも知れませんし, 
特定の「正解」はないと思いますが, 

「そういう病気とは無関係のコメントが一番励みになったよ~」

この言葉はヒントになると思います。 
難しいですが,その人が関心を持っていることを楽しく話すこと, 
これが一番の励ましや慰めになるかも知れません。 
 
今,健康に関わる仕事をしている者として, 
サンチョさんに貴重な経験をさせていただいたように思っています。 

サンチョさんと「大好き!」と意気投合した,

ソニー・クラークの「ディープ・ナイト」が急に聴きたくなりました。

YOUTUBEで聴くことができます。

 

当院の説明はこちらから。

 

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中国足心道足揉み伊達療術院
中国足心道足揉み伊達療術院

わたしのプロフィールです。

↓↓ 

昭和40年,豊浦に生まれる。

幼少時代を大滝,伊達,室蘭で過ごす。

神奈川,札幌で,印刷,デザイン関係の仕事に従事。

平成13年,健康の大切さに目覚め,中国足心道療術院会員となる。

その後,マレーシアにて3年間居住,マッサージの修行。

帰国後,再び当地に開院。

 

唯一無二の趣味は音楽。

2011年,知る人ぞ知る(知らない人はだ~れも知らない)夭逝のジャズ・ピアニスト,ソニー・クラークの完全コレクションを達成する。

 

上の写真はソニー・クラークの歴史的な名盤「クール・ストラッティン」(1958年)。

ジャズ喫茶華やかかりし頃,このレコードが掛からない日はなかったことでしょう。

「クール・ストラッティン」とは英語で「気取って歩く」,「軽やかに歩く」と言う意味があります。

皆様がこの女性のように町を軽やかに歩けることを願いつつ,わたしは一生懸命皆様の足を今日も揉み続けます。

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