■健康,健康寿命,生きるということについて考える。ある経験談から。
最近は高齢者の方の宅に,出張して,足揉みを行なう機会が多くなってきました。
そこで考えるのは,
ご長寿の方と楽しくお話しながらの足揉みなので,その方たちの人生経験から学ぶことも多くありますが,「生きるということ」「健康」「健康寿命」について,考えさせられることが多くあります。
わたしも,自分の紹介ページ(ここから見られます)でも強調しているように,「健康寿命を延ばす」ということを,いつも真剣に考えて,足を揉ませていただいています。
このようなことを説明しています。「日本では今,100歳以上の高齢者は約5万人いると言われています。 しかし,実際に人の世話(介護)を受けないで元気に過ごしている人は僅か1割くらいしかいません。 残りの9割のお年寄りは日常生活もままならず, 「認知症」などで人間の尊厳を保つのも難しくなっているのが現状です。 「健康に人生を長く楽しむ」=「健康寿命を延ばす」ことが,医学のこれからの課題になると思われます」。
わたしは健康の基本は,
「自分で歩く」,「自分の口で好きな物,おいしい物を食べ,自分で消化し,排泄する」ことだと思っています。
「死」を前にした多くの方がこだわるところでもあります。わたしの父もそうでした。足揉みに出張で伺っている方からお聞きしました。
高齢のお母様と同居しておられました。若干の認知症状があったものの,家で,おいしい物を食べ,自由に歩き,健康に生活を楽しまれていました。
この方,骨折で入院しました。入院後,間もなく,点滴などの管が何本も付けられ,歩けたにも関わらず,転ぶと大変ということで,禁止されました。
自分でトイレに行こうとするので,体が拘束されました。
何も考える必要のない病院で白い天井を眺めての生活,認知症はどんどん進行しました。骨折は治りましたが,他の死因であまり時を置かず亡くなられました。
一方からしかお聞きしていないので,病院の対応がどうだったかは,何とも言えませんが,
この方は骨折するまで「健康寿命」を保っていました。
生活をエンジョイしていました。
この方は入院してからも食欲があり,自分でトイレに行けたものの,それが拘束され,点滴による栄養補給で,阻まれてしまいました。
「誤嚥(ごえん)性肺炎」や,さらなる「骨折」を防ぐためです。
ですから,この時点で,その方の「健康寿命」は終わってしまいました。
残ったのは「寿命」です。
非常に残念なことです。
わたしはこの「健康寿命」を延ばすために,足にある全身の反射区の刺激を駆使し,全力を尽くしたいと考えています。
市内の方には出張料無料で伺います。遠慮なく,
0142−82−3883
に,お電話ください。
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