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[2013.06.26]
■健康,健康寿命,生きるということについて考える。ある経験談から。

最近は高齢者の方の宅に,出張して,足揉みを行なう機会が多くなってきました。

 
そこで考えるのは, 

ご長寿の方と楽しくお話しながらの足揉みなので,その方たちの人生経験から学ぶことも多くありますが,「生きるということ」「健康」「健康寿命」について,考えさせられることが多くあります。




わたしも,自分の紹介ページ(ここから見られます)でも強調しているように,「健康寿命を延ばす」ということを,いつも真剣に考えて,足を揉ませていただいています。

このようなことを説明しています。 
「日本では今,100歳以上の高齢者は約5万人いると言われています。 しかし,実際に人の世話(介護)を受けないで元気に過ごしている人は僅か1割くらいしかいません。 残りの9割のお年寄りは日常生活もままならず, 「認知症」などで人間の尊厳を保つのも難しくなっているのが現状です。 「健康に人生を長く楽しむ」=「健康寿命を延ばす」ことが,医学のこれからの課題になると思われます」。 
わたしは健康の基本は, 

「自分で歩く」,「自分の口で好きな物,おいしい物を食べ,自分で消化し,排泄する」ことだと思っています。

「死」を前にした多くの方がこだわるところでもあります。わたしの父もそうでした。 
足揉みに出張で伺っている方からお聞きしました。 
高齢のお母様と同居しておられました。若干の認知症状があったものの,家で,おいしい物を食べ,自由に歩き,健康に生活を楽しまれていました。 
この方,骨折で入院しました。入院後,間もなく,点滴などの管が何本も付けられ,歩けたにも関わらず,転ぶと大変ということで,禁止されました。 
自分でトイレに行こうとするので,体が拘束されました。 
何も考える必要のない病院で白い天井を眺めての生活,認知症はどんどん進行しました。骨折は治りましたが,他の死因であまり時を置かず亡くなられました。 
 
一方からしかお聞きしていないので,病院の対応がどうだったかは,何とも言えませんが, 
この方は骨折するまで「健康寿命」を保っていました。 
 
生活をエンジョイしていました。 
 
この方は入院してからも食欲があり,自分でトイレに行けたものの,それが拘束され,点滴による栄養補給で,阻まれてしまいました。 
「誤嚥(ごえん)性肺炎」や,さらなる「骨折」を防ぐためです。 
 
ですから,この時点で,その方の「健康寿命」は終わってしまいました。 
 
残ったのは「寿命」です。 
 
非常に残念なことです。 
 

わたしはこの「健康寿命」を延ばすために,足にある全身の反射区の刺激を駆使し,全力を尽くしたいと考えています。

市内の方には出張料無料で伺います。遠慮なく,

0142−82−3883

に,お電話ください。

当院の説明はこちらから。

 
 

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中国足心道足揉み伊達療術院
中国足心道足揉み伊達療術院

わたしのプロフィールです。

↓↓ 

昭和40年,豊浦に生まれる。

幼少時代を大滝,伊達,室蘭で過ごす。

神奈川,札幌で,印刷,デザイン関係の仕事に従事。

平成13年,健康の大切さに目覚め,中国足心道療術院会員となる。

その後,マレーシアにて3年間居住,マッサージの修行。

帰国後,再び当地に開院。

 

唯一無二の趣味は音楽。

2011年,知る人ぞ知る(知らない人はだ~れも知らない)夭逝のジャズ・ピアニスト,ソニー・クラークの完全コレクションを達成する。

 

上の写真はソニー・クラークの歴史的な名盤「クール・ストラッティン」(1958年)。

ジャズ喫茶華やかかりし頃,このレコードが掛からない日はなかったことでしょう。

「クール・ストラッティン」とは英語で「気取って歩く」,「軽やかに歩く」と言う意味があります。

皆様がこの女性のように町を軽やかに歩けることを願いつつ,わたしは一生懸命皆様の足を今日も揉み続けます。

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