■ウクライナ「国立」交響楽団。いつもより演奏が悲しく聴こえます。
いつもより悲しく聴こえる。ウクライナ「国立」交響楽団の演奏です。
今,戦禍に巻き込まれている,ウクライナの国立交響楽団は,廉価盤専用のナクソスレーベルより,かなりの数のCDをリリースしています。ソヴィエト連邦崩壊後,国家の保護がなくなったので,旧ソ連の名オーケストラが,廉価盤専用のナクソスなどに録音を残すようになりました。
旧ソ連のオーケストラは潤沢な運営資金もないので,
団員の高齢化が進む中,
世界中を演奏旅行しなければならない状況にあると言われています。
このウクライナ響も来日した際は国内オケと同じか,
それよりも安いチケットで聴くことができます。
お国事情により,芸術家の待遇がどんどん悪くなるのはかなしい限り。
ウクライナ響の名を有名にしたのは,知られざるロシアのカリンニコフの交響曲のCDだと思います。

NHK交響楽団も録音を残しています。
事実,日本ではこのウクライナ響の演奏で有名になったと言っても過言ではありません。
カリンニコフ:交響曲第1番(テオドレ・クチャル指揮,ウクライナ響の演奏)
CDをクリックすると試聴できます。

ロシア国立ウクライナ交響楽団か・・・。
クリミア交響楽団か・・・。
それとも解散か・・・。
政変に翻弄される芸術家のことを考えると,この音楽が悲しく聴こえます。
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