■八雲の老舗ジャズ喫茶に行ってきました!(試聴できます)
ゴールデン・ウィーク中,働き続けた自分たちにご褒美,ということで,八雲の老舗ジャズ喫茶に行ってきました。
創業50年の喫茶「嵯峨」です!
ネットで調べると,ここにはジャズ・ファン憧れの,「アルテック」のスピーカーが置いてあります。今回,はじめて伺いました。
到着!
大半のジャズ喫茶はこのドアの向こうで,生演奏のような(それ以上?)音量で硬派のジャズがかかっています。
どんな演奏がわたしたちを迎えてくれるのか??
高まる期待を胸に入店。
そこで流れていたのは…。
AM放送だった!!!!!
マスターが新聞を読みながら巨大アルテックから流れるAM放送を聴いています。
動揺しつつ席に着き,最初に思ったのは,
このままAMだったらどうしよう??
ということです。でも,考えてみるとこのオーディオ装置でAMを聞けるのもある意味贅沢かなと思いました。
アルテックは本来,映画館などで使われる高級プロ用スピーカーなのです。
慌ててジャズをかけてくれるマスター↓↓(笑。
お目当てのマッキントッシュのアンプは本日休業。
マスターがかけてくれたのは,ん,分からない。
わたしの弱点,40年代後半か50年代初頭のウェスト・コースト・ジャズです。
根拠としては,
一曲の長さが3分くらい。
粘りのないドラム。
音。
でもギターとピアノはなかなか良い仕事してます。
全身の緊張のネジが緩むような,ちょうど良い音量で,
スタンダード中心のアルバムが進行します。
スタン・ゲッツ(テナー・サックス)であることは間違いない…。
曲目に,
「ラヴァー・カム・バック・トゥ・ミー」,
「ザ・ウェイ・ユー・ルック・トゥナイト」,
「バードランドの子守歌」,
「枯葉」
が含まれています。
帰宅して探してみると,「コレ」でした。
大名盤でした。マスターに聞かなくて良かった。早速CD注文しました。
これだと足揉みの部屋でもOKです。
(仕事用ということで,お小遣いの適用,免除してくれないかな~。無理!)
ゆったりとゲッツの名奏に耳を傾けていると,お食事到着!
昭和の香り漂う「ハンバーグ定食」(900円)です。
皿からはみ出るほどの大盛り。いや,はみ出ている(笑。このお店は,ランチの種類がとにかく豊富で,
お昼のリピーターが大変多いようです。
ナポリタン,和風明太子スパゲッティ,焼肉丼,なんかも皆さん注文しています。
やさしくて懐かしい味で,お腹一杯になりました。
しかし,ジャズ喫茶に行ってコーヒー頼まないのも(爆,
という感じですが,
私,夜にコーヒー飲みますと眠れなくなりますので,
ご遠慮しました。
その日,掛かっていた曲で,一番のお気に入りはこの曲でした。
音楽で癒され,食事で,すっかり癒されました。(わたしには足揉みより効果ある!?)
マスター,また行きます。今度はブルーノートの名盤,聴かせてください。
ちょっと一息つけました。