■家族の理解あってこその「趣味」
おはようございます。 どんどん日が短くなってきました。
ところで皆様は「趣味」をお持ちでしょうか。
わたしの友人のお父さんで,定年退職後,2週間で体に変調を来たし,認知症的な症状に見舞われた方がいます。その方,仕事以外に生きがいがなかったのです…。
そんな訳で(言い訳?)わたしは今の足揉みは一生続けたいですし,趣味もあります。
(続きは,音楽,オーディオが趣味でない方には退屈この上ない内容である自信がありますので,テキトーにスルーしてください)。
ブログタイトルでお分かりの通り,「趣味」は音楽で,お小遣いの範囲で,自分のお気に入りのオーディオ機器で,なるべく良い音で聴きたいと思っています。
ずっと探しているスピーカーがありました。
それはアメリカのJBL社の「4312」というものです。
このスピーカーは世界中のスタジオで使われているモニタースピーカーで,マイケル・ジャクソンの大ヒットアルバム'Thriller', 'Bad' , 'Dangerous'も,このスピーカー(正確にはその前身の4310)で音決めがなされました。
(これは'Thriller'の録音風景)
山下達郎さんが愛用しているスピーカーもこの「4312」です。
このスピーカーの歴史は長く,初代4312の発売が1982年。今もマイナーチェンジを重ね(最新型は4312G)発売されています。スタジオ仕様で,また息の長いモデルでもあるので,補修部品が数多く発売されているのも魅力です。
わたしはヴィンテージのJBLを探していたのですが,オーディオショップからの購入は価格と送料が高く,ヤフオクやメルカリで出品されるものは程度が悪かったり,補修の遍歴が分からず,というものばかり。
先日メルカリを眺めていて,ドキっとしました。タイムマシーンから抜け出てきたような,状態の良さげな4312が出品されているのではありませんか!
質問欄から状態や履歴を尋ねているうちに気付いたのが,出品者が伊達市から比較的近い=承諾いただければ取りに行けるということです!
大変気さくな方であり「どうぞどうぞ」ということになり取りに行ってきました。
わたしが購入したモデルは「4312A」というものです。詳しくはコチラを。
デカ!重っ!
腰痛ベルトをして(笑),我が家の屋根裏音楽室に運びます。デカ!重っ!梱包込みで1本約25キロ!
フーッと一息。腰はセーフでした!
設置完了!
因みに余分な低音の響きを無くするため,御影石のベースに硬質レンガを置き,金属(ジュラルミン製)の「インシュレーター」を置いて,その上に設置します。(これは長年の試行錯誤の結果・・・)。
様々なCDをかけて調整。
かなり満足できる音になってきました。
ここまで読んでくださって,「伊藤さんってオタクだなあ」と思っているそこのあなた!
大正解です(自爆)
家計を圧迫せず借金をせずに,ということもありますが,こんなことに熱中している53歳のオジサンに理解を示してくれている(というかほとんどシカト?)家族に感謝しています。
*施術の際にはこのようなことを熱く語ったりしませんので安心してお越しください。
では!良い一日を!