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[2007.12.01]
■イースター島
 
南太平洋の東に位置する絶海の孤島イースター島…。モアイ像で有名なこのイースター島は、南米に向かったオランダ船アレノア号が航行中に偶然、発見した島だそうだ。発見されたのは1722年で、その日が4月のイースター(復活祭)だったため「イースター島」と名付けられたらしい…。 
 
 イースター島等のポリネシアの島々は、地球上で最も新しく人が住みつ いた地域だと言われていて、イースター島に人が住むようになったのも13世紀半ばになってからの事とされている。イースター島に住みついたポリネシア系原住民の祖先は、東南アジア、インドネシアからやって来たと言うのが一般的なんだそうだ…。島民の言い伝えによると、昔海の彼方の太陽の昇る方向に位置する「マラエ・トエ・ハウ(埋葬の地)」という灼熱の国から追放された王が一族と共に2隻のカヌーで渡ってきたというのが伝説らしいけど…。 


 イースター島には現在、住居・畑・採石場・宗教の施設の跡など、約15000もの遺跡が残っているのだけど、それらの遺跡の中でもその異様な姿で世界に知られているのがモアイではないでしょうか?キャプテン・クックがこの地を訪れたさいに原住民の古老に尋ねたところこの彫像は、彼らの祖先である昔の王や首長を記念してつくられたものだと答えたそうだ…。 
 
 モアイは凝灰岩でつくられた石の像で、島の全体に900体ほどあり、平均で高さが4m、重さは4~5tほど。最大のものでは、高さ21メートル、重さは50tを超えているものもあるらしい…。この巨大なモアイは石切場からそれぞれ安置されている場所まで、数kmから20kmも離れているんだけど、その運搬方法は謎とされている…。モアイをV字型の木のソリに乗せ、コロの上を滑らせて運んだとも言われているのだけど、イースター島では太くて大きな木はほとんどはえていないし、岩が多くてコロは使えない…。 
 
 島には「モアイが歩いた」という伝説も残っていて、スイスの宇宙考古学者エーリッヒ・フォン・デニケンという博士は、笑いが出るくらい、モアイの運搬について驚くべき仮説をたてている…。イースター島に最初にやって来たのは「異星人」で、島に伝わる伝説の神「マケ・マケ」がそれだ!って言っているのさ!異星人は、島民が信じる超自然の力「マナ」を使って異星人と地球の交流の記念碑としてモアイを造り、更に、ペルーのナスカにある地上絵は宇宙から来た宇宙船の滑走路で、モアイはその番人だった!っちゅう仮説…。オイオイ…。 
 
 あまりにも荒唐無稽な説なんだけどさ、現在イースター島にはスペースシャトルの緊急着陸用滑走路が建設されており、「宇宙からの着地点」という意味では奇妙な一致を見せている。 
 
 
 また、一説にはイースター島は失われた大陸、ムー大陸の一部だ!という説もあるけど、イースター島は火山活動で、海底が盛り上がって出来た島だから、大陸から切り離されて出来た島ではない!と思うし、モアイが盛んにつくられたのも14~15世紀の事だから、約1万年前に沈んだとされるムー大陸とは時代がかけ離れている訳で、この説はまずないだろうけどね…。 
 
 謎の島イースター島が何故謎だらけになってしまったのか?は実は原因があるとされていて、17世紀以降、イースター島の歴史を封印してしまうような事件が続発してるのさ…。まず、2つの民族間の争いから戦争が起こり、相手側のモアイを倒すという事件が起こった…。更に、1862年には多くの島民がペルーに奴隷として連れ去られ、わずかに島に帰って来た人が天然痘を持ち込み人口が激減した経緯がある…。 
 
 こうして、イースター島の秘密や真実を知る人は居なくなってしまったのが真相のようだ!でも、モアイは今でも静かにとんでもないインパクトと共に佇んでいるだけで、何も語ってはくれないようで…。  
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PROFILE
タリズマン・マスター
タリズマン・マスター
1995年から、この伊達市に、占いスペースを開き、運命アドバイザーとして占いをおこなっています。  
札幌、苫小牧など、遠方よりお越しになる方も、多く占わせていただいています。  
 
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この仕事についたのは、運命だと思っています。 
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