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[2009.09.01]
■お祭りって…?
 もう秋の匂いが近くなる時期ですね…。秋になると盛んに各地で秋祭りが始まる訳なんだけど、我国日本では秋祭りに関わらず、四季折々に色々なお祭りが行なわれます。伝統行事にもなっているお祭りはそもそも、季節の変化と農作業の区切りのリズムに基づいて行われる”神祭り”がベースになっている。 


 その基本となるのが、春祭りと秋祭りで、春には神に豊作を祈願し、秋には収穫を感謝する事がお祭りになっていったらしい…。 
 
 もう一つは、やはり季節の変化に関係するのだけど、農作業のリズムとは別なのが夏祭りなのね。夏祭りは旧暦6月(現在の7月)に行われるもので、その始まりは梅雨明けの高温多湿の時期に流行りやすい疫病の退散を祈願するのが夏祭りの定義なんだそうです。もっとも、今ではそうしたものに関わりなく、春夏秋冬を代表する風物詩にもなってますけどね…。 
 私から言わせたら、お祭りは昔から遊びであり、庶民の数少ないレジャーでもあったはずで、実際にお祭りの別名を「神遊び」というように、神さまが天から降り(実際は神社の本殿から)、神輿に乗って人間の世界を遊ぶ日だから、人間側からすれば日常の生活を離れたハレ(晴れ)舞台だった訳で…。まぁ、ようするに、お祭りというのは神のための営み(遊び)であると同時に、人間にとっても営み(遊び)だったのだと思う。 
 
 人々の普段の生活は、利害対立や競争、複雑な人間関係等、様々な矛盾を抱えながら営まれている…。お祭りはそうした現実を一時的にも忘れ去ったり、心の安らぎや幸福感を感じたり、共同体の一員としての連帯感を蘇らせる作用を本質的に持っているのではないか?と考える…。 
 そういうふうに、お祭りを楽しむ中で、昔から日本人は神を敬う心も育んで来たのだろう…ただ!やっぱりお祭りは”神事”でなくてはいけないのではないでしょうか! 
 
 否定する気は全然ないのだけど、近頃はお神輿に神さまを乗せるようなお祓いや神社に行って神降ろしをする事もあまり減っているようだし、お祭りなのに、人間だけが楽しむものやコンテストになってしまってはそのお祭り自体、廃れて来るのではないでしょうか?頑張って一生懸命やっている方たちを否定する気はないけど、神さまの神事だ!という事を意識しましょうね…。 
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PROFILE
タリズマン・マスター
タリズマン・マスター
1995年から、この伊達市に、占いスペースを開き、運命アドバイザーとして占いをおこなっています。  
札幌、苫小牧など、遠方よりお越しになる方も、多く占わせていただいています。  
 
占いに使うアイテムは、タロットカード、占星術、など、多岐にわたりますが、アイテムをガイドとして使いながら、霊感によって、その人の本質を霊視します。  
この仕事についたのは、運命だと思っています。 
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