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[2011.08.08]
■山下達郎ニューアルバム発売間近!!
最近はジャズばかり聴いていますが, 
例外的に(でもないか…), 
「きちんと」聴いているアーティストがおります。 
それは山下達郎さんです。 
何と言っても小学生のころ, 
偶然,山下達郎さんと大貫妙子さんが組んでいたバンド,「シュガーベイブ」のアルバムを, 
昭蓄商会で見つけたのが始まりです。 
その後,「ライド・オン・タイム」で1980年に一躍ブレイクし,達郎さんを応援していた中3のわたしは,ほっと胸を撫で下ろした次第です。 


こんな書き方をしていると,凄い長文になりそうなのですが, 
マレーシアから帰国する時期も,実は,達郎さんのライブに合わせて調整しました。 
2009年5月11日の中野サンプラザでのライブです。 
いわゆる企画物ではないライブツアーは10年振りでしたので,ぜひ行きたいと思いました。 
しかし彼のライブはチケットが取りにくいのが難点。 
と言うのは,音のクオリティを求めている彼は,大きなホールではライブをせず,彼自身が納得した,音の良い中規模のホールしか使用しません。 
そんなわけで,一般発売の日は,電話がつながらず,つながったときは完売という状態です。 
マレーシアから,携帯2台と家電で,チケット会社に家族総出で電話をし,何とかチケットをゲットしました。 
(⇒友人宅に郵送)。 
そのライブは「パフォーマンス2008−2009」ツアーの追加公演で,いわゆる千秋楽。 
4時間にも及ぶ休憩なしのライブは圧巻でした。 
竹内まりやさんもアンコールで登場し「セプテンバー」を披露してくれました。 
その中で話されたのが,前作「ソノリテ」(2005年作品)と最近の彼の周辺の音楽事情です。 
「ソノリテ」はある意味,昔からの達郎ファンの中では賛否両論でした。 
平坦で奥行きがない音,少しいがらっぽい声…。 
ちょっと懐かしい,でもいつも新しいサウンドで, 
そして,張りのある圧倒的な声でわたしたちを圧倒する,あのタツローサウンドはどこに行ったのか…と正直思いました。 
これまでの達郎さんのアルバムは,小音量でも,カーステレオでも,カセットにダビングしても,(あるいはCDRでもMP3でも), 
大変良い音で鳴ってくれました。 
しかし,「ソノリテ」は違いました。 
良質のヘッドホンか,かなり良いステレオで鳴らさないと,音が「鳴らない」のです。 
2009年5月11日のライブでは,彼自身,「ソノリテ」の音作りに大変苦労した,と話していました。 
と言うのは,録音システムがアナログからデジタルへ,そして録音媒体(テープ等)を使わないハードディスクレコーディングになったときに, 
以前には容易に出せた,独特のエコーなどが上手に出せず,また,声も様々な種類のマイクを試したものの,うまく行かず,大変苦労した,ということでした。 
音楽の専門家でもないわたしですが,敢えて言わせてもらうと,前作「ソノリテ」は,達郎が達郎らしくあるために,初めて足し算ではなく引き算をして,完成させた作品だと思います。シャウトするはずの曲の録音がうまく行かず,曲調やテンポも変えたというような話もしていました。 
ですから前作は,これまでの達郎さんだと永遠にお蔵入りになる可能性の高い作品でした。 
また,音響機材のサポートやメンテナンスを受け続けるために,普通ですと録音スタッフ,エンジニアが何とかするところを完璧主義者の彼は自分で乗り越えなくてはならないので,今後も作品を発表し続けることを考え,大変に苦労したようです。 
そのような苦労を乗り越え,2005年当時の彼自身を最大限,「ボツ」という選択肢を選ばずに出した作品ということです。 
…というわけで予想通り長文になりましたので,続く…。 
 
当治療院の説明はこちらから。
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中国足心道足揉み伊達療術院
中国足心道足揉み伊達療術院

わたしのプロフィールです。

↓↓ 

昭和40年,豊浦に生まれる。

幼少時代を大滝,伊達,室蘭で過ごす。

神奈川,札幌で,印刷,デザイン関係の仕事に従事。

平成13年,健康の大切さに目覚め,中国足心道療術院会員となる。

その後,マレーシアにて3年間居住,マッサージの修行。

帰国後,再び当地に開院。

 

唯一無二の趣味は音楽。

2011年,知る人ぞ知る(知らない人はだ~れも知らない)夭逝のジャズ・ピアニスト,ソニー・クラークの完全コレクションを達成する。

 

上の写真はソニー・クラークの歴史的な名盤「クール・ストラッティン」(1958年)。

ジャズ喫茶華やかかりし頃,このレコードが掛からない日はなかったことでしょう。

「クール・ストラッティン」とは英語で「気取って歩く」,「軽やかに歩く」と言う意味があります。

皆様がこの女性のように町を軽やかに歩けることを願いつつ,わたしは一生懸命皆様の足を今日も揉み続けます。

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