■熱中症,日射病,熱射病はどう違う??(なぜか試聴付き)
子供の頃,ここ数日のような暑い日には決まって母親に, 「帽子をかぶって行きなさい!日射病になるから!」と言われていた記憶があります。
間違っても「熱中症になるから」
とは言われなかったと思います。いつの間にか,日射病は熱中症に改名したのでしょうか?
少し調べてみました。と言いましても諸説あるようですので,読み流す程度にお願いします。
まずは基本的には「~症」とつくものは「~病」と違い,様々な症状の総称です。
それで,熱中症とは
「高温の環境下での全身の障害の症状の総称」
のことです。そして熱中症の中に,「熱疲労」や「熱けいれん」、そして「熱射病」や「日射病」なども含まれるということです。
「熱射病」は高温多湿の下で長時間歩いたり作業をした時に,大量の汗をかき,体内の塩分や水分が著しく不足して起こります。つまり,体温の調節が効かなくなって起こるわけです。
また「日射病」は,夏の暑い日差しを浴びて歩き回ったときに体がオーバーヒートして起こります。顔が赤くなって息遣いが荒く,皮膚は暑くてさらさらと乾いた状態で汗が出ません。そして,目まいや頭痛,吐き気などの症状がでます。
このように厳密に言うと,「熱射病」と「日射病」は,病気の原因や,汗をかくか,かかないかなどの違いがありますが,ニュースなどでは総称して「熱中症」と言われることが多くなったようです。
「熱中症」と言っておけば間違いありません。
基本的に共通しているのは,もし「熱射病」,「日射病」にかかってしまったら,「涼しい木陰に頭を低く足を高くして寝かせ,体温が低いようなら体を暖める。水か薄い食塩水(スポーツドリンクなど)を15分おきくらいに飲ませる」ということです。高齢の方や症状が重い方,小さいお子さんは言うまでもなく病院に行かれるのが良いでしょう。
年齢を重ねていきますと,喉の渇き自体が感じにくくなるようなので,意識して水分を摂ることが大切だと思います。
水分をすぐに補給できるようにペットボトルの水などを持ち歩くことを心がけたいものです。
というわけで?
珍しいTOTOのヴァージョンで「MISS SUN」をお聴きください。
ボズ・スキャッグスの名曲です。
ボズは今年の秋,久々に来日し,武道館(伊達のではなく東京の)でライブを行ないます。この曲は魅力的な女性のことを太陽に例えて歌っています。
熱中症には注意しましょう!
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