■♪レコードは「洗う」と音が良くなる!?(試聴つき)♪
こんなことは誰が読んでくれるのだろうと疑問に思いつつ。 お付き合いくださる皆様。いつもありがとうございます。
きょうは極私的レコード洗浄法を紹介します。
(これから書くことは,私個人の方法ですので,貴重盤などで,試さないでください。自己責任でお願いします。物置などで眠っているレコードなどで練習したほうが良いかも)。
先日,待望のレコードを某オークションで落札,到着しました。
SONNY CLARK TRIO(BLUE NOTE⇒UA LIBERTY)左側のレコードです。
ブルーノートレコードのリバティ移籍後の作品は比較的安価に取引されており,なかでもこの商品は格安。
900円でした。
国内のキングレコード盤,東芝EMI盤と比較したくて購入しました。
届いてまず分かったのは開封した瞬間,「タバコ臭!」。ジャケットも若干黄ばんでいます。
盤自体は,名エンジニア,ルディ・ヴァン・ゲルダー(RVG)の手書き刻印もあり,見た目にはまずまずの様子。
そして,針を落とした瞬間分かったことは,ジリ,パチが多く,またシンバルの音が一塊になっていて,ほぐれません。
恐らく溝にニコチンタールが溜まり,レコード針が音を拾い切れないのでしょう。
良く聞かれるA面を上にして,プレーヤーの上に長時間放置したものと思われます。
ということで,「足揉み」の合間を縫って,レコードの洗浄を試みました。
まず,「強酸性水」というものを使います。
これは10円玉がきれいになるようなものではなく,
還元水を作れる浄水器で作ることのできるものです。
殺菌や除菌,洗浄に使います。(PH2.5)。
これと,化粧用コットンパフを使います。
(還元水,強酸性水についてはここをご参照ください。足揉みで使っています。アトピーの治療などで,皮膚科などでも使われているものです)。
まず,新聞紙などの吸水性の良い紙の上にレコードを置きます。
そして「強酸性水」を適度にたらし,まず,パフで満遍なく広げ,パフを換え,結構強めにごしごしこすります。
(もちろん盤を回転させながらミゾ方向に合わせて)。
適度に汚れが取れたら還元水をたらし,また軽くパフでこすり,水分をふき取ります。
(水道水は塩素が残っているので,乾燥後,盤に白く残る,音が悪くなるなどの影響がありますので使わないほうが得策)。
今回のものはパフが見事に「やに色」に染まりました。
そして,再び再生。「おお!かなり良くなっている!」シンバルもかなりほぐれました。
しかし,どうしてもきちんと再生されない曲が。
アルバム中の人気曲「朝日のようにさわやかに」です。
こちらで試聴できます。ん~まったりとした良い曲。
ここの部分だけ,汚れも,また,キズもひどいようです。
そこで,登場するのが,写真にも写っている「●ンター・■ステマ・超極細」。
先ほどの「強酸性水」をたらし,盤面を丹念に,ブラッシングします。
ちょうど歯垢をかきとるように,溝に入れ込むような感じでブラッシングします。
すると,おお,汚れがさらに浮き出てきて,歯ブラシがヤニ色に。
これで,再び再生。
かなりジリ・パチもかなりなくなり,音がまともになりました。シンバルもクリーンに響き渡ります。
そして本来のキズが明確になりました。
コツは特に「●ンター・■ステマ・超極細」はリスクが伴うので,ほどほどに,
ある程度のレベルで満足するということです。
最終的にはレコードはそういうもの…というアキラメも必要です。
そして「●ンター・■ステマ・超極細」の本来の使用法ではないので,
「●イオン」などにクレームの電話をしないこと(笑。
ともかく900円で半日楽しみました。
レコードの洗浄などで,還元水,強酸性水,ご入用の方は,我が家に立ち寄ってくだされば,差し上げますので,ご遠慮なく!
当院の説明はこちらから。
ブログ村へ参加しています。
地方の情報満載なのでクリックしてみてください。
↓↓↓↓↓
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村