■ドイツからCD到着!早速試聴しました。
どんどん高音質のCDが発売されますが, わたしはそれで「買い替え」はあまりしません。
だったら聴いたことのないCDを買いたい!
しかし,ただ2枚の例外を除いて…。
その1枚が,
ハンク・モブレーの「ディッピン」です。
「リカード・ボサノバ」という名曲が収められています。
1965年録音です。ジャズ人気がロックなどに押され,
下降線を辿っていく途上の作品で,
退廃的というか,刹那的なムードがアルバム全体を覆っています。
まずは名曲「リカード・ボサノバ」を試聴してください。
リーダーのハンク・モブレーを差し置いて,3分39秒あたりから登場するリー・モーガンのブリリアントなトランペットがおいしいところを全部さらっていきます。
このCDの再生の要(かなめ)はこのリー・モーガンのトランペットが左スピーカーから「ガツン」と出てくるかどうかにかかっている(と思います)。
もう粗野であればあるほど良いと言うか。
今回はスーパーオーディオCD(SACD)プレーヤー購入に合わせて,
SACD版「ディッピン」を購入しました。
日本から買うと非常に高価なので,今回はドイツのCD屋さんから購入。
アナログ・プロダクションズという会社が原盤を借りてオーストリアで作っているようです。
送料込み約1600円で,約10日で到着しました。
日本の半値以下です。
早速,他のバージョンと聞き比べ。
レコードは1970年代初頭のKINGレコード盤で,他のCDは2007年に発売された1100円の廉価盤と,
当時の録音エンジニア,ルディ・ヴァン・ゲルダー(RVG)がリマスリングした盤です。
今回届いたSACDはワイドレンジで,埋もれがちなベースの弾む音も良く聴こえます。
リー・モーガンの粗野な感じもうまく出ています。
これは,レコードに近い感じです。
RVGの固い音も捨て難い魅力ですが,
今日届いたばかり,ということで,軍配はSACDに上げておきます。
何よりも無事到着して安心安心・・・。
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