■骨董屋さんからアンプ到着。音楽に浸りました。
とある街の骨董屋さんからアンプ到着しました。 良い音で音楽に浸りました。
ACCUPHASE(アキュフェーズ) C-200という40年近く前のプリアンプです。
これは,ネット上にあった,とある田舎町の街並みの写真の骨董屋(というか廃品回収業屋さん経営の微妙なリサイクルショップ?)のショーウインドウの写真にたまたま写りこんでいたので,その店の電話番号を調べて電話して,入手しました。
電話の模様を再現・・・。
私:「あの~北海道に住んでいる伊藤と言いますが,インターネットの△△町の写真にたまたまお宅のお店が写っていまして・・・」。
店主「あ~うちインターネットとか携帯電話とかやらないから。よくうちの電話調べたねぇ。で,何か『用』?」。
私:「あ,あのー,そちらのショーウィンドウにステレオのアンプが陳列してありますけど,まだ在庫していますでしょうか」。
店主「ああ,あるけど,あれって売り物になるの??●△□×$&*‘#した家の整理を頼まれて,引き取ってきたんだけど,味のある形だから,半年前から飾ってんだよ。うちの街の人からは一切尋ねられたことなかったなあ」。
私:「そそうでしたか~。あの~それって電源とか入るんですか?音とか出るんですか?」
店主「そんなの分かるわけないでしょう。ただ飾ってるだけなんだから(若干切れ気味)」
ここで中略:聞いたわたしがおバカ。駐車場のコーンとか,昭和のマネキン,車のタイヤなどと共に雑然と陳列されているだけなので,音だしや,ましてやコンディションなどチェックしているわけがない。
私:「そうですよね~。それって,お売りになる気があるんですか?」。
店主「あんたも物好きだね~。北海道だったら●万円で送ってやるよ」。
私:「(あまりの安さに動揺を隠せず。だって相場の3分の一以下。僕のお小遣いで買える・・・。でもあくまでも平静に平静に)でも送ってもらってもガラクタじゃ話にならないし・・・」。
店主「あーそうしたらねぇ。近所に電気屋があるから,そこで見てもらうからそれからこっちから電話するから。でも,何でこんなガラクタ欲しいのさ?」。
私:「(まずいと思いつつ)いや~子供の頃から憧れのアンプだったから,何となくほしいなあと。ではよろしくお願いしま~す」。
慌ててグーグルアースでその店と近所の電気屋を調べる。
ちゃんとした店なら,価値が明らかになるから・・・。
見ると,田舎の普通の電気屋。
2時間後店主から電話が来ました!
店主「あ~□□だけっども,レコードもシーデー(通訳:CDです)もラジオも鳴るってさ。でもこれだけだったらイヤホンでしか聞けないよ~」。
私:「あ~それでいいんです。(パワーアンプに繋がないと音は出ない)。じゃあそれ欲しいんですけど」。
店主「じゃあ,振込先FAXするから●万円振り込んでくださいね。そっちも住所,FAXしてください。まあ振り込みはいつでもいいから。ホコリもサビもひどいからビッカビッカに磨いてやるから楽しみにして待っててね。ガハハ・・・」。
私:「ああおじさん。掃除はホントお気持ちだけで結構ですから(壊される予感)」。
店主「ハイハイ。じゃあ気長に待っててね~」。
ということで,一週間後到着。
恐る恐る開封。
言うまでもなく「プチプチ」などという気の効いたものは使われず,新聞紙にくるまれている。緩衝材も新聞紙。
でも,正におじさんの言うとおりビッカビッカ。
ガリ(ツマミを回したときの雑音)等もなく大変良い状態です。
音楽に浸りました。
ガッツのある音で,
もしかしたら不調だったマッキントッシュのC28より「濃い」音かも。
シンバルが至近距離で炸裂し,
ボーカルはど真ん中から飛び出します。
MC-2105(パワーアンプ)の左右の音質の差もツマミ一目盛りで解消されてしまいました。
当分,「音楽」を楽しめそうです。
大変気に入っています。
「●△□×$&*‘#した家」からの物ということを除き・・・。
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