■久々に音楽ネタを。ジャズピアニスト 秋吉敏子さんの名演!
ここ数日,この「リメンバリング・バド」を聴きとおしで, 終わっては最初からを繰り返し,リピート状態。
こんなに素晴らしいと,
音を言葉にするのは,
難しい。
1990年7月31日~8月1日のニューヨーク録音。
以前から寺島靖国氏の著作で読んでいたが,
秋吉さんもケニー・ドリューも来日時のインタビューで,
「『クレオパトラの夢』を知らない」と答えたそうだ。
寺島さんの説では,(パウエル派の)彼,彼女がそう答えることで,
遠回しに軟派のバド・パウエルをなじり,バドの魅力は前期(50年代初頭まで)にあり,
と言ったのではとのこと。
ぎゅっと詰まった濃厚な音は名録音技師,ルディ・ヴァン・ゲルダー(RVG)の仕事。
残念なのは1曲目「クレオパトラの夢」と3曲目「ウン・ポコ・ロコ」で,
左トラックのシンバルをとらえるマイクが不調なこと。
ジャケット裏にも「お聞き苦しい箇所のある事を予め御了承ください」とある。
しかし,これにはうれしい誤算もあった。
アンプのセレクターを「MONO」で聴くと,
50年代ブルーノート・サウンド=RVGサウンドになる,
ということ。
一番のお気に入りは9曲目の「テンパス・フュージット」。
秋吉さんもさることながら,ルイス・ナッシュのドラムが圧巻。YOUTUBEからライブの様子を見ることができます。
もう一つのうれしい誤算は中古で買ったら,
秋吉さんのサインがあったこと・・・。
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