■夏休みに親子で聴いてほしいクラシック 最終回!(試聴できます)。
親子で聴いてほしいクラシック 最終回!(試聴できます)。
と言う事で,夏休み,今週で終わってしまったんですね!
子供のいない我が家はこのようなことに疎く・・・。
最終回として,ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」と第7番の超名盤をご紹介。
カルロス・クライバー指揮,ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏です。
「運命」は出だしの「ジャジャジャーン」で有名ですが,
このクライバーの演奏は,重々しい「運命」の印象を覆す,まるで,街をスポーツカーで疾走するような演奏です。
YOTUBEで試聴できます。
このクライバーという指揮者,実は問題児でかつ天才でした。レパートリーが極端に少なく,コンサートのキャンセル多数,録音嫌い。彼自身「録音はホラー(恐怖)だ」という言葉を残しています。録音が少ないので,海賊盤が多数出ており,来日した際には,お忍びで,自分の海賊盤を買い漁っていたようです。自分の海賊盤蒐集が趣味という変わったお方でした。CD化に際して,カップリングされたのが7番。
これは,「のだめカンタービレ」ですっかり人気の曲の仲間入りをしました。
3年ほど前には日本中のオーケストラがこの曲を演奏していました。クライバーの貴重な正規映像が残っています。
あとで気付いたのですが,パート1,2で紹介した曲は,最近結構話題になっていますね。
ドヴォルザークの「新世界」は,ドラマ「WOMAN」で使われています。
ロッシーニの「ウィリアム・テル」は大ヒット上映中の「ローン・レンジャー」でテーマ曲として使われています。
名曲は生活,文化に溶け込み,繰り返し使われていくので,興味が尽きません。当院の説明はこちらから。
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